保護犬No
25003OM250111
ブリーダー放棄
ブリーダー放棄
犬種
プードル
性別
♂
体重
2.5kg
年齢
推定2才過ぎ
医療
- 混合ワクチン接種
- フィラリア抗原抗体検査(陰性)
- 検便
- 血液検査
性格・特徴など
とても若い様子で、ブリーダーが手放すのは不自然だなと思っていた所、どうやら三半規管に問題があるかもしれないことがわかりました。
常に顔が傾いており、時にはそのまま高速で回ることもあります。
片方の耳は萎んだように細く、耳穴は綿棒も入らない位にしか開いておらず、その上、陰睾でした。
歯は既に汚く年齢不相応の状態でしたが、獣医師曰く、小型犬は歯が弱く、余程の管理でないとすぐに歯垢が溜まり歯石になりやすいそうです。
痩せて被毛も少なく、明らかに栄養失調状態でした。
ブリーダーの飼育下では同じお皿のご飯を十頭位で食べるそうで、極小のこの子はお皿から溢れたフードの粒をなんとか拾い食いしていたそうです。
そんな飼育と健康状態での保護でしたが、食欲は大いにあり、下痢もしなかったので、順調に回復してくれました。
それに伴い、本来の性格も徐々に出てきて、今ではびっくりする程の可愛いやんちゃ坊主です。
極小のお子様ですから、同居の犬猫は皆、大目に見てくれているようで、やりたい放題です。
微笑ましいのは、猫を見つけると、転びそうな勢いと鬼の形相で吠えまくりつつ、追いかける事です。
猫が「なあに?」と振り向くと、急ブレーキをかけ寸止めし、その後はすごすご戻ってくるので、その漫画のようなギャップを毎回楽しんでいます。
とはいえ、夜中に猫の気配を感じると唸りが激しくなり、最後には絶叫型の吠え声で走って行くのが、可愛くも困りものではありますが……。
最近では、小首を傾げて回るのは相変わらずではありますが、角度がだいぶ修正された感じがし、回数も減ってきたように思います。
アイドルが小首を傾げて見上げてくるような感じなので、ある意味キュートなポーズに見えなくもなく、ハートを射られてしまう人が続出しています。
陰睾ではありますが、とても小さい体なので、麻酔のリスクを考えると慎重にすべきだとの獣医師の助言もあり、悩んだ末に処置はしないことにしました。
狭かった耳穴ですが、体重が増えるにつれ少し大きくなりました。
何とか耳掃除が出来るまでになり、バサバサだった毛もカールし、ショボショボしていた小さな目は、今では黒目パッチリのお人形さんのように大変身しました。
色々に問題は抱えておりますが、血液検査は合格でしたので一安心です。
子犬の盛りですが、イタズラもせず甘噛みも無く、そこは大人のようでとてもありがたいです。
犬にも猫にも強気なのは困ったものですが、皆「ちびっ子だし、まぁいっか〜」と、怒りもせずされるがままなので、本人は天下を取った気分のようで毎日楽しく過ごしております。
この子の状態をあまりマイナスに考えず、包容力のある優しいご家族とご縁があることを願っています。
常に顔が傾いており、時にはそのまま高速で回ることもあります。
片方の耳は萎んだように細く、耳穴は綿棒も入らない位にしか開いておらず、その上、陰睾でした。
歯は既に汚く年齢不相応の状態でしたが、獣医師曰く、小型犬は歯が弱く、余程の管理でないとすぐに歯垢が溜まり歯石になりやすいそうです。
痩せて被毛も少なく、明らかに栄養失調状態でした。
ブリーダーの飼育下では同じお皿のご飯を十頭位で食べるそうで、極小のこの子はお皿から溢れたフードの粒をなんとか拾い食いしていたそうです。
そんな飼育と健康状態での保護でしたが、食欲は大いにあり、下痢もしなかったので、順調に回復してくれました。
それに伴い、本来の性格も徐々に出てきて、今ではびっくりする程の可愛いやんちゃ坊主です。
極小のお子様ですから、同居の犬猫は皆、大目に見てくれているようで、やりたい放題です。
微笑ましいのは、猫を見つけると、転びそうな勢いと鬼の形相で吠えまくりつつ、追いかける事です。
猫が「なあに?」と振り向くと、急ブレーキをかけ寸止めし、その後はすごすご戻ってくるので、その漫画のようなギャップを毎回楽しんでいます。
とはいえ、夜中に猫の気配を感じると唸りが激しくなり、最後には絶叫型の吠え声で走って行くのが、可愛くも困りものではありますが……。
最近では、小首を傾げて回るのは相変わらずではありますが、角度がだいぶ修正された感じがし、回数も減ってきたように思います。
アイドルが小首を傾げて見上げてくるような感じなので、ある意味キュートなポーズに見えなくもなく、ハートを射られてしまう人が続出しています。
陰睾ではありますが、とても小さい体なので、麻酔のリスクを考えると慎重にすべきだとの獣医師の助言もあり、悩んだ末に処置はしないことにしました。
狭かった耳穴ですが、体重が増えるにつれ少し大きくなりました。
何とか耳掃除が出来るまでになり、バサバサだった毛もカールし、ショボショボしていた小さな目は、今では黒目パッチリのお人形さんのように大変身しました。
色々に問題は抱えておりますが、血液検査は合格でしたので一安心です。
子犬の盛りですが、イタズラもせず甘噛みも無く、そこは大人のようでとてもありがたいです。
犬にも猫にも強気なのは困ったものですが、皆「ちびっ子だし、まぁいっか〜」と、怒りもせずされるがままなので、本人は天下を取った気分のようで毎日楽しく過ごしております。
この子の状態をあまりマイナスに考えず、包容力のある優しいご家族とご縁があることを願っています。