保護犬No
100529-MDBM
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
ダックスフント
性別
♂
体重
9kg強
年齢
推定12歳過ぎ
医療
- 歯石除去
- 混合ワクチン接種(8種)
- フィラリア抗原抗体検査
- 検便
- 去勢済
性格・特徴など
オス・メス2頭での放棄でした。メスは、引き出し後、暫くして里親さんが決まりました。
一緒に放棄され、片方だけというのもしのびなく、引き出す事にしました。
・・・が、高齢で、見たこともない位の巨大な男の子でしたので、ご縁はないかもしれないが、それでも「待てば海路の日和あり」かもと・・。
巨大ではあったのですが、太りすぎ(保護当時12キロ強!)も原因だったので、まずは、早速ダイエットを敢行。なかなか効果が出ずじまいの所、2ヶ月過ぎたある日、突然両後ろ足・尻尾が麻痺に!
慌てて、効果絶大という獣医さん(スタッフ飼育の同じような症状のダックスが完治した所)のハリ治療を受ける事を決断。治療2ヶ月後には、奇跡としかいいようがないのですが、毎週1回のはり治療で、歩く・走るが可能になり、一同ビックリ仰天(先生ごめんなさい)!
・・・が、初回から、効果の程が見て取れ、内心いい意味でのギョッとはしてはおりました。当然お散歩も可能になったので、最近は筋力がついたのか、距離も延びつつあります。
突然の麻痺に、本人も戸惑ったのか、人恋しい事もあり、下半身を引きずってでも後追いが激しく、辛い時期もありました。
太っていたせいもあり、床との接触面が赤く擦れ、痛々しい状態が続きました。その間は、後追いはするが、目は無表情に近いものがありました。
そんな過酷な期間を乗り越え、今は、お散歩と分るや否や、欣喜雀躍し、脱兎のごとくドアをすり抜けるようになりました。春の光を浴びて、まぶしそうに、上を見上げながら、クンクンと嗅いでいる様は、心なしか、若返ったようにも見えます。
今年1年は、完治の為の「ゆっくりハリ治療スケジュール」だそうですが、残りの人生を自分の足で歩ける幸せをプレゼント出来、こんなに嬉しい事はありません。
最初から、トイレシートに出来、ただの一度も粗相がありません。麻痺の際にも、這ってでもシートまで行き、根性で尻尾をあげてしておりました。
悪戯もせず、どんな子とも同居出来、しつこくされても無視が出来る、全く手のかからない子です。
いつも溜息をついているような眼差しで伏せっている子が、唯一反応するのが、フガフガするゆるゆるボールです。それを追いかける時だけは、仔犬のように目を輝かせ、とても楽しそうです。尻尾をフリフリしながら持ち帰る様は、意気揚々としていて、ホントに歩く事が出来る様になり、早い決断を自画自賛中です。
ここまでになったので、その後のお世話をして下さる方を、募集しようと言う事になりました。残りのハリ治療代は当然団体負担です。
この子の残りの人生が実り豊かになれば、双方で頑張った甲斐があったというものです。きっとどこかでご縁が繋がると思いつつ・・。
一緒に放棄され、片方だけというのもしのびなく、引き出す事にしました。
・・・が、高齢で、見たこともない位の巨大な男の子でしたので、ご縁はないかもしれないが、それでも「待てば海路の日和あり」かもと・・。
巨大ではあったのですが、太りすぎ(保護当時12キロ強!)も原因だったので、まずは、早速ダイエットを敢行。なかなか効果が出ずじまいの所、2ヶ月過ぎたある日、突然両後ろ足・尻尾が麻痺に!
慌てて、効果絶大という獣医さん(スタッフ飼育の同じような症状のダックスが完治した所)のハリ治療を受ける事を決断。治療2ヶ月後には、奇跡としかいいようがないのですが、毎週1回のはり治療で、歩く・走るが可能になり、一同ビックリ仰天(先生ごめんなさい)!
・・・が、初回から、効果の程が見て取れ、内心いい意味でのギョッとはしてはおりました。当然お散歩も可能になったので、最近は筋力がついたのか、距離も延びつつあります。
突然の麻痺に、本人も戸惑ったのか、人恋しい事もあり、下半身を引きずってでも後追いが激しく、辛い時期もありました。
太っていたせいもあり、床との接触面が赤く擦れ、痛々しい状態が続きました。その間は、後追いはするが、目は無表情に近いものがありました。
そんな過酷な期間を乗り越え、今は、お散歩と分るや否や、欣喜雀躍し、脱兎のごとくドアをすり抜けるようになりました。春の光を浴びて、まぶしそうに、上を見上げながら、クンクンと嗅いでいる様は、心なしか、若返ったようにも見えます。
今年1年は、完治の為の「ゆっくりハリ治療スケジュール」だそうですが、残りの人生を自分の足で歩ける幸せをプレゼント出来、こんなに嬉しい事はありません。
最初から、トイレシートに出来、ただの一度も粗相がありません。麻痺の際にも、這ってでもシートまで行き、根性で尻尾をあげてしておりました。
悪戯もせず、どんな子とも同居出来、しつこくされても無視が出来る、全く手のかからない子です。
いつも溜息をついているような眼差しで伏せっている子が、唯一反応するのが、フガフガするゆるゆるボールです。それを追いかける時だけは、仔犬のように目を輝かせ、とても楽しそうです。尻尾をフリフリしながら持ち帰る様は、意気揚々としていて、ホントに歩く事が出来る様になり、早い決断を自画自賛中です。
ここまでになったので、その後のお世話をして下さる方を、募集しようと言う事になりました。残りのハリ治療代は当然団体負担です。
この子の残りの人生が実り豊かになれば、双方で頑張った甲斐があったというものです。きっとどこかでご縁が繋がると思いつつ・・。