保護犬No
100529-PHBM
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
プロット・ハウンド
性別
♂
体重
27kg
年齢
推定7歳
医療
- 去勢手術
- 歯石除去
- 混合ワクチン接種(8種)
- フィラリア抗原抗体検査
- 検便
性格・特徴など
猟犬だったこの子は、一生懸命お仕事をしたにもかかわらず、管理はしてもらえなかったのでしょうか。あろう事か、乳房が2箇所、ツララのように垂れ下がっておりました。
我が家のドーベルマンも気にして舐めた結果、干し葡萄状態になった事があったので、おそらく常に気にして舐めた結果かとは思いますが、あれ程の長さになるものかと、変に感心した次第です。現在は、去勢手術の際に切除してもらった為、綺麗な状態です。
センターで見た際は、少々ギョッとし、そのままの放置に溜息が出ましたが、そんなぶざまな様子で捨てられたにも関らず、本人は至って大らかそのものでした。そんな箇所を気にしてみていたら、こちらが関心を示したと勘違い、あの太い尻尾をブンブン振り回して、ニコニコとご挨拶ご挨拶でした。「酷いね〜」「煩わしくないの?」と声かけをすると、犬舎越しに、身体をスリスリしてくるではありませんか。余りの酷さに腹が立ち、ギリギリまでの痩せ具合にもめげず、その大らかさに応えてあげたく、引き出してきました。
当初は常に空腹状態にあった為か、餌を見ると大興奮。ケージの中であの太い尻尾をブンブン振って、大歓迎。待てが出来ず、餌箱に首を突っ込む為、フードが飛び散る始末でした。
そんな状態ではありましたが、そこはやはり猟犬の生活が長かったせいもあり、ケージ慣れしている為、非常に静かに過ごせ、トイレも長時間我慢我慢の出来る子でした。おまけに、最悪我慢の限界を超えても、室内のような狭い場所では、脚を上げて用を足しません。これには少々ビックリしました。が、基本トイレは室外でします。出してくれるまでは、我慢できる子ではあります。
フリーにしても、室内が慣れないせいか、画像にあるように、隅にヘばりつき、落ちつかない様子でした。最近は室内犬よろしく、色々探索したり、飽きると、伏せってゆったり過ごせるようになりました。
まだまだ飢餓感があるせいか、食べ物の匂い・それに関する物音に敏感で、のんびり伏せっていても、即刻反応します。キッチンの誘惑には勝てず、「ダメ」と言えば入りませんが、様子を伺っている態度がありありで、笑いを誘います。
それでも当初の事を考えると、力量のある預かりさんのお陰で、「オスワリ」「マテ」が完璧になったのは、値千金!それも結構短期間での学習の成果でした。
大人の犬の躾は難しいとか言われていますが、プロのトレーナーさんでもない人が、こうして仕上げられるんです。コツやタイミングもあるでしょうが、要は根気・熱意・愛情の賜物ではないでしょうか。この子には失礼ですが、特に優秀という訳ではありませんから。
そんな素直に学習する子ですので、当然お散歩での引きは、ほぼありません。ちょっと関心のある物が見えても「こっちよ」と誘導すれば、指示通りに方向を換えるので、綱引きにはならず、今までのフリーで野山を駆け回っていた子にしては、リードでのお散歩も非常に楽です。
玄関先でフリーにしても、即刻ドアの前に立ち、入りたそうに中の様子に耳をそばだてている様な子です。当然庭に出しても用を足せば、直ぐにでも入りたい様子が見て取れ、「外の方が快適じゃないの?」って突っ込みたくなる位の室内犬になってしまいました。
預かりさん宅のご近所の良く吠えるワンコが、この子だけには、無言だったそうです。本人にはそんなオーラが出ている事は知る由もないのですが、やはり犬には分かるのか、立派なキャリアがにじみ出ているもかもしれません。
ですが、見かけと違い、ちょっとお調子に乗った際に、多少きつく注意すると、目をシバシバさせ、首をすくめ、ごめんなさいの態度を取るような子です。
人との緊密なスキンシップはなかったにもかかわらず、頬擦りしても、抱きついても、尻尾を引っ張っても、顔のたるみで遊んでも、我関せずです。尻尾をゆっくり振って「嬉しいよ〜」って言っている感じすらします。
過去に保護したプロットも含め、やはり性格にブレがなく、飼い易い犬種でした。年齢的にも落ち着いた頃ですので、ワサワサする事もなく、どっしりした感のある子です。
最近はチト子供返りしている様子ですが、そんな経験もせずに来たこの子に、その時間を取り戻してあげたいと思ってしまう私です。
我が家のドーベルマンも気にして舐めた結果、干し葡萄状態になった事があったので、おそらく常に気にして舐めた結果かとは思いますが、あれ程の長さになるものかと、変に感心した次第です。現在は、去勢手術の際に切除してもらった為、綺麗な状態です。
センターで見た際は、少々ギョッとし、そのままの放置に溜息が出ましたが、そんなぶざまな様子で捨てられたにも関らず、本人は至って大らかそのものでした。そんな箇所を気にしてみていたら、こちらが関心を示したと勘違い、あの太い尻尾をブンブン振り回して、ニコニコとご挨拶ご挨拶でした。「酷いね〜」「煩わしくないの?」と声かけをすると、犬舎越しに、身体をスリスリしてくるではありませんか。余りの酷さに腹が立ち、ギリギリまでの痩せ具合にもめげず、その大らかさに応えてあげたく、引き出してきました。
当初は常に空腹状態にあった為か、餌を見ると大興奮。ケージの中であの太い尻尾をブンブン振って、大歓迎。待てが出来ず、餌箱に首を突っ込む為、フードが飛び散る始末でした。
そんな状態ではありましたが、そこはやはり猟犬の生活が長かったせいもあり、ケージ慣れしている為、非常に静かに過ごせ、トイレも長時間我慢我慢の出来る子でした。おまけに、最悪我慢の限界を超えても、室内のような狭い場所では、脚を上げて用を足しません。これには少々ビックリしました。が、基本トイレは室外でします。出してくれるまでは、我慢できる子ではあります。
フリーにしても、室内が慣れないせいか、画像にあるように、隅にヘばりつき、落ちつかない様子でした。最近は室内犬よろしく、色々探索したり、飽きると、伏せってゆったり過ごせるようになりました。
まだまだ飢餓感があるせいか、食べ物の匂い・それに関する物音に敏感で、のんびり伏せっていても、即刻反応します。キッチンの誘惑には勝てず、「ダメ」と言えば入りませんが、様子を伺っている態度がありありで、笑いを誘います。
それでも当初の事を考えると、力量のある預かりさんのお陰で、「オスワリ」「マテ」が完璧になったのは、値千金!それも結構短期間での学習の成果でした。
大人の犬の躾は難しいとか言われていますが、プロのトレーナーさんでもない人が、こうして仕上げられるんです。コツやタイミングもあるでしょうが、要は根気・熱意・愛情の賜物ではないでしょうか。この子には失礼ですが、特に優秀という訳ではありませんから。
そんな素直に学習する子ですので、当然お散歩での引きは、ほぼありません。ちょっと関心のある物が見えても「こっちよ」と誘導すれば、指示通りに方向を換えるので、綱引きにはならず、今までのフリーで野山を駆け回っていた子にしては、リードでのお散歩も非常に楽です。
玄関先でフリーにしても、即刻ドアの前に立ち、入りたそうに中の様子に耳をそばだてている様な子です。当然庭に出しても用を足せば、直ぐにでも入りたい様子が見て取れ、「外の方が快適じゃないの?」って突っ込みたくなる位の室内犬になってしまいました。
預かりさん宅のご近所の良く吠えるワンコが、この子だけには、無言だったそうです。本人にはそんなオーラが出ている事は知る由もないのですが、やはり犬には分かるのか、立派なキャリアがにじみ出ているもかもしれません。
ですが、見かけと違い、ちょっとお調子に乗った際に、多少きつく注意すると、目をシバシバさせ、首をすくめ、ごめんなさいの態度を取るような子です。
人との緊密なスキンシップはなかったにもかかわらず、頬擦りしても、抱きついても、尻尾を引っ張っても、顔のたるみで遊んでも、我関せずです。尻尾をゆっくり振って「嬉しいよ〜」って言っている感じすらします。
過去に保護したプロットも含め、やはり性格にブレがなく、飼い易い犬種でした。年齢的にも落ち着いた頃ですので、ワサワサする事もなく、どっしりした感のある子です。
最近はチト子供返りしている様子ですが、そんな経験もせずに来たこの子に、その時間を取り戻してあげたいと思ってしまう私です。