-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

101215-YTPF
保護センターより保護

ヨークシャー・テリア

♀

2kg弱

推定4ｰ5歳

• 避妊手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査
• 検便

珍しくフルコートでの迷子収容でした。

それ程毛玉にもなっておらず、直前まで管理は行き届いていたような様子でした。
大抵はヨーキーカット（？）して飼育している人が多い中、この子はフルコートに近い状態でした。なので、お迎えが来ないのは不思議でした。
とっても人懐っこく、特に問題もなさそうでしたので。

しかし、よくよく見ると、散々お産をさせられていた様子です。更には、獣医さんからの情報ですと、帝王切開の痕もあったそうです。確かに小さく、美人さんですものね？
お役御免で、この寒空に放したんでしょうか。この時期に２キロもない子が外をうろついていたと思うと、心が暗くなります。
活発な子だけに、事故にも合わず収容されたのは不幸中の幸いでした。

もっと若いかもしれない程の動きですが、歯の状態を見ると微妙です。お産の影響と餌のせいでしょう。
しかし、苦労した事が滲み出てもおらず、警戒心は全くなく抱っこ抱っことせがむくらい人見知りはありません。しつこい犬達にも動じる事なく、早速仲間に入って、徒競走に参加しておりました。
しかし、画像を撮ろうと外に出したトタン、聞こえるか聞こえないくらいの声を出し暫し震えておりました。
あんなに室内では活発な子なのに・・・と、少々意外ではありました。
やはり繁殖犬は外に出た事がないのでその影響もあるのでしょうが、余りの極端な態度に痛ましいものを感じました。

明るく活発そうですが、フリーの時とは大違いでケージ内ではいるのかいないのか分からない程静かです。

過酷な環境を乗り越えてきた子ですので、四六時中抱っこしてくださるお宅を探してあげたいです。