-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

110401O-MPPM
飼い主病気のため放棄

ミニチュア・ピンシャー

♂

4.5kg

推定1歳過ぎ

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査
• 検便

この子は相棒さんと一緒に飼い主放棄との事。片方は皮膚病、この子は骨折したままで・・・。幸いセンターの方で治療してくださり、２頭共完治して譲渡対象に。

引き受けた際は、どこを骨折したのかしら？という程完璧に治っておりました。

少々人見知りの感はありますが、慣れれば仔犬らしく、即刻甘えてきます。犬見知りは全く無く、どの子とも活発に遊べます。が、一番好きなのはやはり人間らしく、座ればたちどころに膝の上に飛び乗ってきます。

来た当初の用心していたあの態度はどこへ・・・と言う位のなつき方です。元の飼い主の心無い仕打ちに、多少の人間不信はあったものの、そこはやはり仔犬故、愛情に飢えているせいか、信頼すればめいっぱい、これ以上ないような甘えを見せて寄ってきます。

仔犬の割には、我を通す事もなく、元気すぎる犬には降参のお腹見せをし、興奮しすぎる事もなく相対する事ができて感心する事しきりです。

こちらが遊びで脅かしポーズを取る際も、降参?とお腹を見せます。「今のは冗談よ！」と態度を変えると、この子も「冗談はよしてくれ」と言わんばかりに前足でちょっかいを出しつつ、こちらの様子を伺いながら、恐る恐る甘えてくるような子です。

そんな態度を見るにつけ、元の飼い主との関わり方を垣間見る気がしました。元気過ぎて、叱られてばかりいたのかも。そのせいで会得した処世術かもしれません。

呼べばたちどころに走り寄ってくるし、トイレはシート上で出来るし、餌の際は待ても完璧です。

飼い主を選べず不運でしたが、今度こそは元気な犬種に理解のある方を探しております。