-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

111120O-CHPF
多頭飼育場よりレスキュー

チワワ

♀

2.7kg

推定5歳過ぎ

• 避妊手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査
• 検便

散々お産させられた形跡があります。

そのせいか抱っこしようとすると、「堪忍、堪忍」とでも言っているかのように、その場にへたり込んで必死に降参ポーズを取ります。だからといって、無理やり抱っこしても唸る訳でもなく、暴れる訳でなく、一瞬の内に観念してしまうみたいです。

殆ど吠える事が無いこの子ですが、時々出す声はやはり声帯切除を疑わざるをえない声のようでした。「そんなに吠えていたんだろうか？」と疑問に思える程です。

最近は徐々に恐怖心も薄れたのかとっても明るく元気ですが、抱っこの際は相変わらず降参ポーズの連発ですので、それも早く取り除いてあげたいと思う毎日です。

以下は預かりさんのコメントです。

穏やかで静かなチワワです。

頭を撫でようと上から手を出されるとびくっとしてしまうこともあるビビリさんですが、撫でてもらえると誰にでも2秒以内にお腹を見せて甘えます。

ちょっと怖がりの子は、預かり初日は緊張して食欲がない子が多いにも関わらず、この子は普段の大人しさからは想像できない程、お皿からフードがこぼれる程のご飯のがっつきようでした。痩せていたので、日常的にお腹を空かせていたのかもしれません。

人間の食事と自分の餌の区別はついているらしく、人が食事をしていても、あまり「ちょうだいアピール」はしてきません。

穏やかな性格の為、一度しか吠えたのを聞いた事がありませんが、かすれた小さな声しか出なかったので、声帯を切られているのかなと思いました。

トイレの場所はほぼ完ぺきでしたが、避妊手術後はトイレが近くなった為か、多少粗相がありました。徐々に再びペットシーツで出来るようになりました。

当初怖がっていたお散歩は、ある日突然、シッポをぶんぶんふりながらすごく楽しそうに行くようになりました。嬉しくて脚を高く上げて歩く為、「行進しているみたいね」と言われた事もありました。

わんちゃん達にご挨拶は出来ますが、犬より人が大好きなので、すぐに飼い主さんの方に視線がいってしまいます。

人に構ってもらえるのが兎に角、幸せ幸せな子なので、動物病院で注射されたり爪切りをされたりしている時もシッポを振っていました。

「人にやさしくされた経験が殆どないのかな?」と思ったら、とってもいい子なだけに不憫でなりませんでした。

悪戯はしないのでフリーでお留守番ができます。

特に目立った短所もなく、扱いやすいとってもいい子です。