-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

120123H-BTPM
保護センターより引き出し

ボストン・テリア

♂

7kg（痩せすぎ)

推定4-5歳程度

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査
• 検便

只今人気らしいボストン・テリアですが、お迎えはありませんでした。

まあ当然といえば当然な位ガリガリでした。

飢えた時間が長かったのか食欲が異常にあり、際限なく食べそうです。

上目遣いに見る態度は、多分少々荒い扱いをされていた様子が見て取れました。

ケージ拘束が嫌いらしく、来た当初要求吠えをしていたので、音をだして注意した際の怖がり様は半端ではありませんでした。注意したこちらが反対に驚く有様でしたが、ケージから出せば気後れする事なく、あちこち探索。

「ダメ」の声や怒った顔の表情にしっかり反応するので扱いは易いですが、立ち直りも早いです。少々見くびられているのかと思える程の短い反省です。

人にはメチャ可愛げのある扱い易い子ですが、愛情を独占したいのか、犬との関係は微妙な様子です。

埃が浮いたような状態だったので、早速シャンプーしてあげようとバスルームにいれた所、ガチャガチャ音がしたと思ったら、ドアノブが上下に揺れており、ビックリ仰天！この子の学習能力の高さに唖然呆然でした。

躾の面でも、飢えているにもかかわらず「オスワリ」は直ぐしました。が、ご飯を見ると直ぐ立ち上がるので「マテ」は厳しいかと思いきや、未完成ではありますが出来つつあります。

食べたくてしょうがないにもかかわらず、やはり飲み込みは早いかもしれません。

とぼけた風貌にうっかりしそうですが、運動能力も高そうですので、食べ物関係には要注意でしょう。早速ジャンプジャンプして、キッチンの台の上をチェックしておりましたから。

空恐ろしく動きが軽やかなので、あっという間にドアの隙間から脱走しそうです。人の出入りの少ないお宅の方が危険性は少ないかもしれません。

排泄はきっちりシートにするので、食べ物だけ配慮すればフリーの生活も可能でしょう。