-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

120412O-MPPM
ブリーダー放棄

ミニチュア・ピンシャー

♂

4kg

推定7歳過ぎ

• 去勢手術（体調回復次第実施予定）
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査
• 検便

長期のケアを覚悟していた仔でしたが、そんな状況の中、お問い合わせを頂きトントン拍子に正式譲渡になった次第です。

聞けば、「亡くなった仔にそっくりな上、残された仔が不安で遠吠えしたり落ち着かないので、よければ会って見たい」との事でした。

肝臓数値は異常なものの、それが分からない程の元気さでしたし、あちらも歴代のにミニピンの中には肝臓が悪かった仔もいたそうで、多少の不安はあるとは言いつつ、理解を示してくださり、更には何よりも犬同士がスムーズにいった事でした。

そして、男性が少々恐い仔でしたが、高齢のお父様にも初対面で尻尾振りながら近寄って行けた事も、決め手でした。

肝臓の件は、正常値になるまでの医療ケアはこちらの負担とさせていただきました。

それにしても、急転直下の出来事に、預かりさんもビックリでした。

本当にこんなに早くいいご縁を頂け、感謝感謝です。

ちょっと小ぶりな子です。

その為でしょうか、なかなかご用済みとはいかなかったらしく、既に顔に白い物が･･･。

気が弱くはない犬種ですのに、最初はやけにオドオド気味でした。「大丈夫？」と手を伸ばすと、少々固まっておりました。おやつも食べた事がないのか、無反応でした。

が、信頼出来ると判断した後は、あの短い尻尾をピコピコと振り、ケージの中からもアイビームを送ってくるようになりました。

そして、ぎこちなかった抱っこも自らせがみ、下ろしても下ろしてもよじ登ってくる熱心さです。甘える事を覚えたのか、フリーにするとウロチョロはあっという間に終了し、抱っこ抱っこです。四六時中動き回る犬種のはずが一旦抱っこしたら最後、エンドレスに膝の上におり、顎を腕に乗せ、目を瞑る始末です。

「抱っこが一番」「抱っこが安心」「抱っこが心地いい」と思っている様子です。

快食・快眠・快便と3拍子揃っており、全くの健康体かと思っていた所、血液検査の結果、特に肝臓の数値が高く、去勢手術は延期とし、適正数値になるまでケアという事になりました。