-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

121008S-TPPM
保護センターより引き出し

トイ・プードル

♂

3.5kg（ベスト4kg)

推定2-3歳

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査
• 検便

とっても綺麗な、まだまだ仔犬の域を超えてはいない天真爛漫な仔です。

少々キャンキャン鳴く程度以外に、これといって特に問題もなく、お迎えがこなかったのが信じられません。

かなり以前は、センターに収容されるプードルは珍しい位でしたが、テディベアカットが流行った辺りから、センターでこの茶系のプードルをよく見かけるようになりました。

プードルならば「白」だったはずが、その色はいずこへ･･･。この子は「レッド」とかいうらしいですが、「アプリコット」「ブラウン」と表示は様々ですが、要は熊さんみたいにする為には茶色の仔が一番人気なんでしょう。

「毛が抜けない・臭いがない」等の理由で安易に買い求める為、その後の手間とトリミング代に苦慮するのか、センターに収容されてくる仔は見るも無惨な状態です。

そんな仔達ですから、綺麗にしてもらうのにプロでも4、5時間以上ははかかり、それはそれは大変な作業になる仔ばかりです。

それでも、「プードルらしさを残せば直ぐにでも里親さんが決まるでしょうから」と、閉店後に深夜に及ぶ事も多々あるにも関わらず、労を惜しまずきれいにして下さるのには、いくらボランティアでも感謝しきれません。

そのご好意に報いる為にも、里親希望者さんには愛玩犬のケアの大変さ・面倒さ・かかる経費をくどくどと説明する訳でした。

この仔は人も犬も大好きで、ケージ拘束も問題なく、反抗心も全くなく、とっても飼い易い仔です。

唯一「オスワリ」が出来ていたのは、意外な感じでした。

少々世間の恐さが分かっていないのが、難点といえば難点かもしれません。

みい〜んなお友達と思っているふしがあり、我が家の猫にも「こんにちは〜」、少々穏やかな仔にはマウンティングを･･･。

が、抱っこした際のフアフアとした柔らかい毛質は、やはりぬいぐるみみたいな感じで、とっても可愛いです。