-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

121214G-CHPF
保護センターより引き出し

チワワ

♀

3kg弱（ベスト2kg半)

推定5-6歳程度

• 避妊手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査
• 検便

3kgにも満たない子です。

繁殖犬だった様子ですので栄養状態は良すぎですが、案の定、抱っこしようとすると、反射的にひっくり返りお腹を見せます。

その動きにもうため息ばかりです。

なぜこうも全ての子が同じ動作をするのか･･･。

声なき声で「やめて〜」「勘弁して〜」と言っているかのようです。

反面、愛情には飢えているらしく、手を出すのをやめると即座に擦り寄ってきて膝の間に顔を埋め、じっとしています。

その間は撫でても静かです。

暫くは恐る恐る抱っこしても、激しい運動をした人の様に心臓の鼓動が激しく打っているのが分かる位の緊張感です。

歯の状態もよくなく、上顎の歯は全てあるのに下顎の歯が寂しいので、舌がちょっろと出てしまい、これも痛々しい風情です。

小さ過ぎるのが仇になり、使い回された挙句が人知れず捨てられ、センター収容です。

兎に角、お腹を見せる動作以外は辛い過去も分からない位、愛嬌のある子です。

多少落ち着いてきてからは、室内でもチョコチョコと動きまわり、嬉しいと走ったりもするようになり、普通の子になりつつあります。

以下は預かりさん情報です。

犬より人が大好きな子です。

性格もお顔と同じで、かわいく甘え上手な子です。

チワワ特有の神経質さは無く、穏やかです。

家に来た当日、主人が暫く抱いてからは、後をついて甘えています。

二日目からは一日中フリーにしていますが、離れているトイレにも自分で行けるようになりました。

外は好きですが、リードをつけたお散歩には慣れていません。

繁殖犬は大抵そうですが、徐々にお散歩の楽しさを学習してくれる事でしょう。