-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

130111G-PBPF
保護センターより引き出し

プチ・バセット・グリフォン・バンデーン

♀

10kg弱（やせ気味)

推定7歳過ぎ

• 避妊手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査（陽性/投薬中）
• 検便
• 乳腺腫瘍（良性/切除）
• 心雑音（経過観察中）

収容された際は激ヤセの上、乳腺腫瘍が痛々しい位の大きさでぶら下がっておりました。

よく生きてこられたと思える程の状態ですが、なぜか人間不信は皆無の子でした。

当団体は只今三頭のプチバセを保護しておりますが、皆一様に自己主張もなく、淡々と自分の置かれた環境を受け入れているといった感じです。

兎に角、どの預かりさんも「反対に癒されます」とおっしゃいます。

血統的なものなのかもしれませんが、飼い易い子達である事は間違いないです！

使い回された感が大いにあった子ですが、丁寧な長いケアの甲斐もあり、保護当初よりは格段に気力体力が充実してきて、見違えるようになりました。

以下は預かりさん情報です。

我が家に来た当初はそれはそれは痩せていて、毛も荒れ放題でした。

乳房の腫瘍もあった為、痛々しいイメージがありましたが、本人はいつも笑顔で機嫌がよく、優しく癒し系の天使のようでした。

餌の際にケージに入れても、大人しく待っててくれるし、留守番も全く問題ありません。

栄養状態の悪い身体で沢山出産を強いられたせいか、視力も聴力もあまり良くない上、筋力も通常よりついていないらしく、テーブルにぶつかったり、傾斜ですべったり、段差もあまり得意でない様子でした。

一生懸命昇ろうとする姿は微笑ましく、ついつい笑ってしまいます。

見た目の年齢より歯はきれいでしっかりあるので、やはり今までの環境がどれほど酷かったのかと心が痛みます。

人間に対しても無抵抗で、甘え方も知らない様子です。

気配を消して静かに壁際に寝ている姿を見ると、第二の犬生はなんとしても幸せになって欲しいと心から思います。

最近はケアに時間を割いたのが功を奏したのか、体力・気力・毛並みも戻り、保護した子とは別犬のようになりました。

慎ましやかは相変わらずですが･･･。