-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

130603O-MSPM
知人からの依頼

ミニチュア・シュナウザー

♂

5.6kg(少々やせ気味)

推定6歳過ぎ

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査(陰性)
• 検便

繁殖犬らしいです。

生まれてこの方、トリミングなるものをしてもらった事がないのかと思える程の凄さで我が家に来ました。

搬送さんもこのような状況の子は初めて見たようで、ショックを隠せなかった様子でしたし、流石のトリマーさんも口あんぐりでした。

手の施しようがなかった為か、久々にバリカン仕上げでした。

当然と言えば当然かもしれませんが、一切鳴きません。

餌は完食でしたが、おやつは無反応でした。

リード・首輪も初体験ですので、歩こうと促しても床にへばりつき踏ん張って、てこでも動こうとしません。

暫くは散歩は難しいでしょう。

更には、トイレの為ベランダへ出しましたが、窓ガラス越しにお座りしたままズ〜と部屋の中を見続けているだけでした。

しょうがないので「おいで」と中へ誘導しても、前足を入り口に乗せるだけで入って来ようともしませんので、遠慮しているのかと思いきや、どうも飛び越せない様子で、前足を乗せたまま、後ろ足も乗せようともがいておりました。

やっと入ったと思ったら、今度は鏡の前で行ったり来たりを繰り返しているではありませんか･･･。

映っているのが自分と分からず、威嚇する訳でもないのですが、なにやらあちらに犬がいると反応してました。

鏡の中の犬が同じ動作をしてくるので、諦めたのか、飽きたのか、やっとその傍を離れあちこち散策しておりました。

預かりさん宅では、やはり大人しい様子ですが、お散歩は出来たそうです。

お外はカーテンを鼻で開けて見ているそうです。

息子さんやらお友達にも遠慮がちにこそっと近寄っていけたので、今となっては移動中にブルブル震えていたのが嘘のようです。