-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

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保護センターより引き出し

ビーグル

♀

13kg強（ベスト10kg以下)

推定5歳過ぎ

• 避妊手術
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査(陰性)
• 検便

親の介護の為、飼育できないとの事でセンターへ持ち込まれた子です。

飼い易い年齢に入り、介護疲れの癒しにもなれそうな気がするのですが、何という理由での放棄でしょうか･･･。

好き勝手に飼っていた割には「オスワリ」「マテ」が出来、少々ビックリでした。

避妊手術もしてあるそうで、最初はかなり関わりを持っていた様子が見て取れたにも関わらず、この仕打ちです。言葉もありません。

が、基本ネアカの犬種ですので、センターで見た際も結構自然体には見えました。

我が家に来ても、あの立派な尻尾をピコピコさせ、誰にでもフレンドリーでした。

「いい子そうだね」が家族の第一声でしたから、誰が見てもハナマルちゃんに見えるので、「何で捨てるのかしらね〜」と直ぐそこへ思いがいってしまいます。

元気印のビーグルにしてはホントおっとりさんです。

太り過ぎでも動きは軽快なので、多分持って生まれた気質でしょう。

予想通り、先住小型犬達とも直ぐに一緒にさせられ、穏やかな性格が顔に表れているような子です。

上から見るとお腹が横にせり出している位の肥満児ですが、お散歩はすたこらさっさと歩き、未経験の階段もこわごわチャレンジし、一度でクリア。

適正体重になれば、全く違った子にみえるかもしれません。

トリミングにも出しても「いい子ね〜」と絶賛されました。

多分ビーグルのイメージから程遠い位の落ち着きがあり、素直だからかもしれません。

マイペースかと思いきや、案外甘えん坊さんでした。

太っている割には、ウイリー立ちをします。

そろそろ安心してきたのか、遊びに誘うと意外や意外、子犬らしい動きで反応してきました。「やはり、遠慮してたのね〜」と感じた出来事でした。

ほぼ吠える事もなく、ケージでは一切粗相はしません。我慢しているらしく、ベランダへ誘導すると、さっさと用をたすので、楽チンです。

しかし、最近気がついた事ですが、どうも呼ばれた際にいい事が少なかったのか、来るには来るのですが、平身低頭しながら近づいて来るのです。

近くに来る頃には床に転がり、お腹を出している状態です。

恭順の意なのでしょうが、予想外の行動に「エッ！？」でした。

基本大人しく穏やかですので、しつこい保護犬の対応も上手です。

「止めてね」と注意すればよいものを、じっと我慢我慢です。辟易すると逃げ回り、挙句の果ては困った様子でケージに逃げ込みます。

ホントいい性格しているビーグルちゃんです。

散歩中の小うるさい小型犬にも上手にご挨拶出来、どこへ連れて行っても安心な子です。