-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

131009G-SBPF
保護センターより引き出し

柴犬

♀

4.6kg(目標6kg)

推定3-4歳

• 避妊手術(延期中)
• 歯石除去(延期中)
• 混合ワクチン接種(8種)(延期中)
• フィラリア抗原抗体検査(陰性)
• 検便
• IBD(炎症性腸疾患)投薬中

極小の柴犬です。

トイプードル用のお洋服がぴったりの大きさしかありません。

この子はマンションの敷地内の公園に骨と皮の状態で遺棄されていました。

その後、愛護センターで飼い主さんの迎えを待ちましたが当然お迎えはなし。

センターで激しい下痢と嘔吐をし危篤となるも、センターの獣医さんの処置で一命をとりとめたそうです。

拘留期間が過ぎ、引き出しをした際の体重は何と4.0kg。

生命を維持できるギリギリの状態でした。

激しい下痢も、IBD(炎症性腸疾患)とのことで、ステロイドを投薬した途端に嘘のように止まりました。

とにかく太らせない事には避妊手術もワクチンも打てず、目下肥育中。

また、センターで危篤となった際から斜頚の症状が出て今も続いておりますが本人は到って気にしてない模様。

原因不明の斜頚も栄養が行き渡るにつれ徐々に治りつつあります。

小さい犬がもてはやされる風潮の中、どこかのお宅で飼われていたのでしょう。

おそらく、IBDという病気にかかったことで面倒が見切れずの遺棄かなと思いました。

餓死しても構わないというところまで愛犬を苦しめ、更には遺棄。

何としてでもこの子には幸せになってもらいたいものです。

性格は、小さくても柴犬。

他の犬との相性はよくありません。

キレイ好きなのでトイレは絶対に外派。

ゲージの中でも大人しくしていられますが、トイレの際だけは鳴いて教えてくれます。

少し肉が付き始め、足取りにも力が戻ってくると、お散歩大好きな性格が見えてきました。

軽やかな足取りで跳んだり走ったり。

そんな様を見て、こちらとしても思わず顔がほころびます。

抱っこもさせてくれ、フリーでのいたずらも無いので1匹で飼うのであれば非常にらくちんな娘さんです。

フードに気を遣い、ステロイドの投薬で様子を見て、体重の増加に伴って里親さん募集に切り替える予定です。