-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

131026G-ESPM
保護センターより引き出し

イングリッシュ・スプリンガースパニエル

♂

19kg

推定2歳程度

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種(8種)
• フィラリア抗原抗体検査(陰性)
• 検便

とっても綺麗な子です。

保護当時も大して汚れてもおらず、飼い主が現れなかったのが不思議な位です。

「綺麗な花には棘がある」と言うように「なぜ帰らなかったのか？」少々不安でした。

トリマーさんにも、獣医さんにも、搬送さんにも、ありとあらゆる人にチェックしてもらいました。

結果、「唯々ハイパーだからだったのでしょう」という事に･･･。

2歳よりももっと若いかもしれません。

子犬っぽいです。

故に元気元気で、俊敏です。

が、気立ては良いです。

新参者にきつい子に吠えられても無反応でした。（天晴れ！）

我が家の大型犬達がケージ越しに近寄って挨拶方々チェックしても、穏やかにこの子もクンクンするだけでした。

子犬ゆえなのか、遊びを誘ってきますが、少々テンションの上がる速度が速いので、注意する必要があります。

仕方がないのですが、興奮すると手加減のコントロールがまだまだ下手で当たりがきつくなり、体重と締まった身体があるだけにそれなりの対応は大事です。

興奮しすぎる前に、こちらから「終わりにしようね」と提案してあげるといいでしょう。

が、たとえハチャメチャになってしまって押さえにかかっても歯を当てる事はありません。

しかし、お互いの為ですから、そこそこで遊びを終わらせた方が無難でしょう。

「オスワリ」「マテ」は出来ているので、ご飯の際は即座にします。

が、それ以外は断固拒否。

静かに指示を出せば、ソフトに無視。

スタッフが強制的に座らせようとしても頑として抵抗（強制的に座らせるのはかわいそうですが･･･）

ケージに入る際も近くまでは素直に歩いていくのですが、一瞬止まり「まだ入りたくない」ポーズをとり、こちらの反応を見ている気がします。

当然気がつかないふりをして入れますが、来た当初はその後ガリガリ・ドンドンとケージを揺らしておりました。

散歩の最中は、方向転換にも素直についてきてくれます。

時折チラチラこちらを見るのは「ちゃんと付いて来てるかな？大丈夫？」と気遣ってくれている様に思えます。

反抗はしませんが、「出来れば意味のないコマンドには従いたくないよ〜」という気持ちが伝わってくる子です。

来た当初は「こちらを試しているな？」と思える事が多々ありましたが、それはこの子なりの「こうしませんか？」という提案なのかもしれません。

環境の許す限りはこの子の提案を受け入れ、危険が及ぶ可能性などがあるときには、メリハリある態度で接する事の出来る大型飼育経験者を希望します。