-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

140830G-CHPM
保護センターより引き出し

チワワとのMIX

♂

4kg

推定5-6歳程度

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査(陰性)
• 検便

足の骨折を治療もせず放置したような飼い主です。

当然、保健所に収容されたこの子を迎えに来るはずはありませんでした。

足はボッキリと骨が折れた形でくっついてしまったため、曲がってしまっております。

初対面の時こそ「大丈夫？」とぎょっとしましたが、一緒に生活をしてみると本人は到って気にしていないことが分かり、足が曲がっている事などこっちも忘れてしまうくらいです。

そんな境遇の子ですから初対面の時は逃げ惑い、人間への不信感丸出しだったのはしょうがないなと思いました。

慣れるまで時間がかかりそうだなと考えておりましたが、そんな心配は3日間のみ。

実態は飼い主命のただの甘ったれ坊主でした。

サイズがチワワにしてはやや大きめのミニピンサイズのため、跳躍力もあるので椅子に座ってデスクワークをしていると、ぴょんと膝に飛び乗って来ます。

うるさく動き回るでも、構ってと自己主張するでもなく膝の上ならば何時間でも大人しく寝ております。

それは夜寝るときも一緒で、ベッドに寝転がると「待ってました！」と言わんばかりに人の脇に潜り込み、人の腕枕にへそ天が彼のスタイル。

そのまま朝まで爆睡です。

お散歩も当然大好きです。

「僕は忠犬ですから」と足元にぴたりと付いて、引っ張りは皆無。

立ち止まると「何ですか？抱っこしてくれるんですか？」とこちらを必ず見上げて来ます。

サイズに関わらずどんな犬とも問題なく過ごしてくれ、猫とのご挨拶も紳士的。

お留守番もゲージで静かにしていられる上、トイレも失敗しないので非常に楽です。

ここまで飼いやすく意思疎通の出来る犬も珍しく、小型犬がさして好きでもない保護主がすっかりはまってしまっております。

人が居ない時にフリーでお留守番をさせると、かなりの探索魔に変身し非常に後悔しましたので双方の幸せのためにも、お留守番はゲージやサークルで過ごしてもらうがいいでしょう。