保護犬No
150425G-YTPM
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
ヨークシャー・テリア
性別
♂
体重
2.3kg
年齢
推定10歳程度
医療
- フィラリア抗原抗体検査(陽性)
- 検便
- 極度の栄養失調
性格・特徴など
初めて見たのは極寒の北関東の保健所でした。
檻の中で雑巾のような毛皮がうずくまっていました。
「生きてますか?」と思わず職員に聞いてしまいました。
「この状態だと多分あと数日で死ぬよ」と冷たく言われ、この犬の人生がこんな終わり方なんて辛すぎる、と、綿入りの服を着せ、毛布に包み、祈るような気持ちでその場を去りました。
2週間の拘留期間を乗り越えてくれたら、それまで生きていてくれたら、連れて帰れる。
せめて温かい場所で看取ってあげたい。その一心でした。
そして彼は寒くて長い拘留期間をなんとか乗り越えてくれました。
辛うじて息のある状態で家につれて帰る事に成功。
フカフカのベッドに寝かせ毛布でぐるぐる巻きにして消化のいいご飯を食べさせました。
朝起きたら冷たくなっているかもしれない。
それほどに彼はやせ細り、弱っていました。
毛は薄く、尾っぽは禿げ、体中に大きな腫瘍。
死に行く犬の目をした小さな犬。
一晩、温かいベッドで眠り、お腹が満たされたのか彼の目に輝きが戻ってきました。
小さな小さなヨークシャー・テリアは、本当に可愛く、健気で、大人しく、手のかからない犬でした。
とにかく太らせない事には検査もできないので、彼をじっくりと太らせて下さる方を募集します。
檻の中で雑巾のような毛皮がうずくまっていました。
「生きてますか?」と思わず職員に聞いてしまいました。
「この状態だと多分あと数日で死ぬよ」と冷たく言われ、この犬の人生がこんな終わり方なんて辛すぎる、と、綿入りの服を着せ、毛布に包み、祈るような気持ちでその場を去りました。
2週間の拘留期間を乗り越えてくれたら、それまで生きていてくれたら、連れて帰れる。
せめて温かい場所で看取ってあげたい。その一心でした。
そして彼は寒くて長い拘留期間をなんとか乗り越えてくれました。
辛うじて息のある状態で家につれて帰る事に成功。
フカフカのベッドに寝かせ毛布でぐるぐる巻きにして消化のいいご飯を食べさせました。
朝起きたら冷たくなっているかもしれない。
それほどに彼はやせ細り、弱っていました。
毛は薄く、尾っぽは禿げ、体中に大きな腫瘍。
死に行く犬の目をした小さな犬。
一晩、温かいベッドで眠り、お腹が満たされたのか彼の目に輝きが戻ってきました。
小さな小さなヨークシャー・テリアは、本当に可愛く、健気で、大人しく、手のかからない犬でした。
とにかく太らせない事には検査もできないので、彼をじっくりと太らせて下さる方を募集します。