-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

150527O-YTPF
ブリーダー放棄

ヨークシャー・テリア

♀

3.5kg

推定4-5歳程度

• 避妊手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陰性）
• 検便

画像でもお分かり頂けるように何枚撮ってもフリーズした状態で、同じポーズばかりになってしまう程、兎に角怖い怖いが先に立つ子です。

ブルブル震える様な子でしたから、当初はケージを開けると少々パニックになる事態でした。今までのこの子の生活を思うと溜息ばかりが出てしまいます。

犬は怖がる訳ではないのですが、フリーにしてもその場に張り付いて動けない様子でした。

しかし今は、同居の犬達の楽しそうな雰囲気に徐々に慣れ始め、恐る恐る歩き始めた所です。

抱っこは恐怖がマックスになるらしく、まな板の鯉の様に暴れまくります。

うっかりすると落としそうな勢いなので、ケージに入れる際もササッと一瞬の内に事を済ませます。

そうはいっても、噛む・唸るは皆無で、ただただ怯えるだけで、吠えたりもしません。

多分、「抱っこ＝嫌な事が起こる」につながるのでしょう。

暴れるだけしか術がなく、今となっては習性になってしまっているようでした。

抱っこしなければそばにも寄ってくるようになり、嬉しそうに身体をすりよせます。

後は時間の問題でしょうが、まだまだ脅えが激しく、外に出した途端に失禁、と本当に痛々しい状況です。

やっとここ最近では、ここの人達は大丈夫かもと思い始めたのか、ケージの中では横になって寝る事も出来るようになり、出せばいち早く近寄ってきて、膝に顔をうずめいつまでもいつまでもその姿勢でいる事が多いです。

大抵の犬に怖がられる息子にいち早く懐き、びっくりしています。

犬には余り興味がないのか、あっさりしたものです。

しつこくされても、その点も大丈夫です。

ただ、犬だけになると、兎に角何をそんなに慌てているのというような動きをし、じっとしている事がありません。

落ち着けないのかもしれません。

さらには落ち着く場所も探せず、ウロウロしてるのかもしれません。

無理強いせず、この子のペースでゆっくりとスキンシップを取ってくださる人を探しております。