-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

150623G-ESPM
保護センターより引き出し

イングリッシュ・セッター

♂

20kg弱（ベスト23kg強)

推定6歳程度

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陽性／投薬中）
• 検便

よくぞ生きてきたと思わせるような激痩せ状態での収容でした。

残念ながら大抵の猟犬とはこんなものですが、とにかく、ガリガリです。

極度の栄養失調でしょう。

食欲は大いにありますが、胃腸がそれに追いついていかない為か、便の状態が安定しませんでした。

血液検査では心配していた貧血はなかったものの、少々肝機能が落ちていましたが概ね良好とのことでした。

適正体重に近づいたので去勢手術をした所、少々出血の止まりが悪く、一時やきもきしたのですが無事退院することができました。

そんな状態にも関わらず、気分よく過ごしています。

お散歩は大好きです。良く歩きます。

特に公園の雑草の上をゴロンゴロンするのが大好きな子です。

人の良さそうなお顔が少々お爺さんっぽく、更にヒョコヒョコ歩くので、「シニアですか？」と聞かれてしまいます。

抱きつく癖があり、飛びつく訳ではないのでビックリされる事はないのですが、誰かれなくするのが少々困りものではあります。

以下は、預かりさん情報です。

陽気なわりに節度をわきまえており、非常に聞き分けの良いお利口さんです。

特にシャンプー時の扱いやすさといったらピカイチです。

我が家に来た時にはガリガリに痩せ過ぎた状態で、食事にあまり興味が無かったようです。

そこで少々甘やかし気味に、フードボールを手に持って褒めつ煽てつつ食べさせた結果、そこそこの肉付きとなりました。

標準体型までもうひと頑張りといったところでしょうか。

男性の方が好きらしく、世話をする私より夫にベタ惚れ。

体重測定で抱っこしてもらうとウットリしています。

また、うちの飼猫とも仲良くでき、散歩中に出会う人には愛想よく、ワンちゃんに対しては相手によってフレンドリーに接したり少し距離を取ったり。空気を読んだ行動になんと賢い子だ！と感心しきりです。