保護犬No
150819G-SIPF
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
柴犬
性別
♀
体重
8kg程度
年齢
推定4歳前後
医療
- 避妊手術(術後譲渡)
- 歯石除去(同上)
- 混合ワクチン接種
- フィラリア抗原抗体検査(陽性/投薬中)
- 検便
性格・特徴など
ブリーダーに大量放棄され、収容されていた柴犬の中の1匹です。
同じ境遇で遺棄され、1匹だけ処分すると言う選択肢は選べませんでした。
全て救いたい。
センターの方に無理を言い、必ず引き出すのでどんな状況でもいいので処分せずに置いて下さいと頼み込み、状況が良い犬から保護場所が確保でき次第1匹づつ引き出していきました。
柴犬の預かり先の確保がなかなか進まず、彼女を引き出すまで2ヶ月もかかってしまいました。
特別に頼み込み、何とか延命させてもらっていた彼女のゲージは毎週何頭もの犬を窒息死させる処分室の横に置かれていました。
2ヶ月もの間、何十頭もの犬が殺されていく断末魔の声をどんな思いで聞いていたか・・・。
引き出した時、網の床の狭いゲージから出た事がなかった彼女の足は、網に足を取られないように順応したためか、ちょうどじゃんけんのパーをしているように硬く開かれていました。
肉球に食い込むのではないかというほど伸び放題の爪が物語るように、歩いた事がない、当然走った事もない。
家につれて帰り、庭の土の上に下ろした時の「え!?」という表情は非常に印象的でした。
歩き方を知らない、人間を極度に怖がる犬は、数ヶ月間のリハビリを経て庭中を全力ダッシュし、ニコニコと尻尾を振って近寄って来る犬に変身しました。
ママをやっていたからか、預かり宅に保護されている子犬の世話を焼き、時に遊び相手もこなしてくれます。
元来、明るくてはつらつとした犬なのでしょうか。
非常にトイレの始末が良く、一切何も教えていませんが、ゲージでの粗相は全く無く、ベランダか庭に出すまで我慢。
室内フリーにしていてもキチンと律儀にペットシーツを探し出しその上で。
いたずらも無いので家の中でこんなにフリーにして安心な犬も居ません。
首輪に紐を付けられるのがまだ怖いらしく、お散歩は出来ませんが、猫のように完全室内飼いでも楽しそうにしているので、そこは割り切って室内飼いをしていただければいいのかと思われます。
抱っこは緊張でこわばってしまいますが基本無抵抗。
ほとんど吠えませんのでマンション飼育にも向いているでしょう。
あれだけ人間にひどいことをされ、辛い思いをし、心の傷は深いはずなのに、朝、ベットの脇までそっと近寄ってきて、寝ている私の手の甲を湿った鼻先でツンツン触り「朝だよ」と起こしてくれるのです。
愛情深い犬です。
同じ境遇で遺棄され、1匹だけ処分すると言う選択肢は選べませんでした。
全て救いたい。
センターの方に無理を言い、必ず引き出すのでどんな状況でもいいので処分せずに置いて下さいと頼み込み、状況が良い犬から保護場所が確保でき次第1匹づつ引き出していきました。
柴犬の預かり先の確保がなかなか進まず、彼女を引き出すまで2ヶ月もかかってしまいました。
特別に頼み込み、何とか延命させてもらっていた彼女のゲージは毎週何頭もの犬を窒息死させる処分室の横に置かれていました。
2ヶ月もの間、何十頭もの犬が殺されていく断末魔の声をどんな思いで聞いていたか・・・。
引き出した時、網の床の狭いゲージから出た事がなかった彼女の足は、網に足を取られないように順応したためか、ちょうどじゃんけんのパーをしているように硬く開かれていました。
肉球に食い込むのではないかというほど伸び放題の爪が物語るように、歩いた事がない、当然走った事もない。
家につれて帰り、庭の土の上に下ろした時の「え!?」という表情は非常に印象的でした。
歩き方を知らない、人間を極度に怖がる犬は、数ヶ月間のリハビリを経て庭中を全力ダッシュし、ニコニコと尻尾を振って近寄って来る犬に変身しました。
ママをやっていたからか、預かり宅に保護されている子犬の世話を焼き、時に遊び相手もこなしてくれます。
元来、明るくてはつらつとした犬なのでしょうか。
非常にトイレの始末が良く、一切何も教えていませんが、ゲージでの粗相は全く無く、ベランダか庭に出すまで我慢。
室内フリーにしていてもキチンと律儀にペットシーツを探し出しその上で。
いたずらも無いので家の中でこんなにフリーにして安心な犬も居ません。
首輪に紐を付けられるのがまだ怖いらしく、お散歩は出来ませんが、猫のように完全室内飼いでも楽しそうにしているので、そこは割り切って室内飼いをしていただければいいのかと思われます。
抱っこは緊張でこわばってしまいますが基本無抵抗。
ほとんど吠えませんのでマンション飼育にも向いているでしょう。
あれだけ人間にひどいことをされ、辛い思いをし、心の傷は深いはずなのに、朝、ベットの脇までそっと近寄ってきて、寝ている私の手の甲を湿った鼻先でツンツン触り「朝だよ」と起こしてくれるのです。
愛情深い犬です。