-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

150823G-GRPF
保護センターより引き出し

ゴールデン・リトリバー

♀

22kg

推定10歳過ぎ

• 避妊手術（近日中を予定）
• 歯石除去（同上）
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陰性）
• 検便
• 血液検査

収容画像でも一見して分かる位、皮膚の状態の悪い子でした。年齢もどう見てもシニアもシニアです。

年齢もありますし、皮膚の事も治せるだろうかと逡巡したのですが、ゴールデンだったらご縁はあるかもしれないとの思いで引き出す事にした次第です。

よくよくチェックしてみた所、酷いのは顔の部分のみで前足は脱毛はあるものの赤味は治まり、一部毛も生えており、頑張れば何とかなるかと、前向きに考える事にしました。

なぜかと言えば、去年、保護・譲渡できたゴールデンはもっと酷い状態でしたが、それでも手を挙げてくだった方が現れたからでした。

その方の努力のお陰で、今は素敵なゴールデンに大変身しています。

お尻の腫瘍が上手く処置できず、結果三度も腫瘍を切除した子でした。

強い薬のせいか、その後重度の皮膚病になり見るも悲惨な状態になってしまいましたが、飼い主さんの根気とその子の精神力・忍耐力・気力で、今では当時の悲惨さは皆無です。

この子も良いご縁にきっと巡り合えると思い、それまでせっせせっせと皮膚のケアに努めて行こう思った次第です。

腫瘍が無いだけ、大いにマシですからね。

とりあえず実施した血液検査結果は、予想外にどこぞと言って気になる数値はありませんでしたので、ヤレヤレでした。

落ち着き次第、避妊手術予定です。

シニアのゴールデンらしく、床にゴロンと伸びて、ゆったり、まったりしています。

何をされても「お任せしま〜す」と微動だにしません。

階段の上り下りも慎重ではありますが上手にクリア。

散歩もすたこらエッサッサと、軽やかです。

身体の方の被毛は綺麗なゴールド色ですので、目の周りの皮膚さえ回復すれば、去年譲渡したゴールデンちゃん同様になる事でしょう。