保護犬No
15257GM160712
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
柴犬
性別
♂
体重
7kg強
年齢
推定12-13歳過ぎ
医療
- 去勢手術(予定)
- 歯石除去(予定)
- 混合ワクチン接種
- フィラリア抗原抗体検査(陰性)
- 検便
ご報告
掲載する間もなく、2016年6月6日に急死してしまいました。
白内障が相当進んでいた子です。
収容されたときに撮られた画像が印象的で、思案に思案をした上で看取る覚悟で引き出した子でした。
その画像に写ったこの子は、大抵の子に緊張が見て取れる中、なぜかこの子だけはカメラに向かって尻尾を振っていました。
センターでのその後の行く末を不安がる風もなく、見知らぬ男性に尻尾を振って見せたその姿が目に焼き付き、引き出す事にしました。
オスだったにも関わらず、職員の方がメスと勘違いし、その情報のまま留め置かれていました。
今更「メスではないから、ごめんなさい」をする訳にもいかず、連れ返りました。
とっても穏やかな男の子でした。
目の白内障の様子だけを見れば相当な年齢に思えましたが、予想外に歯の状態は悪くなく、動きも高齢のそれではなかったし、フィラリアも驚くことに陰性でしたから、数年は元気に過ごせるのではないかと、預かりさんの元へ移動しました。
上瞼が眼球に触り、涙が止まらず、気にして擦るので、去勢手術の際に切除をする予定でした。
亡くなる前々日までは元気で、ご飯も食べていたそうで、まさかまさか引き出して数ヶ月後に急死するとは、誰も想像していなかったので、慌てふためいた数日間でした。
亡くなる前日の夜に下痢と嘔吐をし、夜間緊急外来で診察してもらい、一旦は帰宅しました。
翌朝、ケージで横になったままで様子がおかしいとの事で、急遽協力獣医に診てもらう事に。
しかし、病院まで持たず、到着寸前で事切れてしまったそうです。
あまりのあっけなさに、連絡を受けた際は「えっ?!まさか!」としか言えませんでした。
高齢になると色々な問題が起こってくる話は良く聞きますが、なんの迷惑もかけず、天晴れな逝き方でした。
センターから引き出してわずか数カ月の命でしたが、関わったスタッフさん達は、「引き出してあげて、良かった良かった」と言って下さり、感謝感謝です。
白内障が相当進んでいた子です。
収容されたときに撮られた画像が印象的で、思案に思案をした上で看取る覚悟で引き出した子でした。
その画像に写ったこの子は、大抵の子に緊張が見て取れる中、なぜかこの子だけはカメラに向かって尻尾を振っていました。
センターでのその後の行く末を不安がる風もなく、見知らぬ男性に尻尾を振って見せたその姿が目に焼き付き、引き出す事にしました。
オスだったにも関わらず、職員の方がメスと勘違いし、その情報のまま留め置かれていました。
今更「メスではないから、ごめんなさい」をする訳にもいかず、連れ返りました。
とっても穏やかな男の子でした。
目の白内障の様子だけを見れば相当な年齢に思えましたが、予想外に歯の状態は悪くなく、動きも高齢のそれではなかったし、フィラリアも驚くことに陰性でしたから、数年は元気に過ごせるのではないかと、預かりさんの元へ移動しました。
上瞼が眼球に触り、涙が止まらず、気にして擦るので、去勢手術の際に切除をする予定でした。
亡くなる前々日までは元気で、ご飯も食べていたそうで、まさかまさか引き出して数ヶ月後に急死するとは、誰も想像していなかったので、慌てふためいた数日間でした。
亡くなる前日の夜に下痢と嘔吐をし、夜間緊急外来で診察してもらい、一旦は帰宅しました。
翌朝、ケージで横になったままで様子がおかしいとの事で、急遽協力獣医に診てもらう事に。
しかし、病院まで持たず、到着寸前で事切れてしまったそうです。
あまりのあっけなさに、連絡を受けた際は「えっ?!まさか!」としか言えませんでした。
高齢になると色々な問題が起こってくる話は良く聞きますが、なんの迷惑もかけず、天晴れな逝き方でした。
センターから引き出してわずか数カ月の命でしたが、関わったスタッフさん達は、「引き出してあげて、良かった良かった」と言って下さり、感謝感謝です。
性格・特徴など
お人形さんのように小さな柴犬の男の子です。
年齢が高く、収容されたものの処分予定とされていた犬でした。
当初、センター側のミスでメスと掲示されての収容で、メスの小さくて穏やかな柴犬なら、なんとかなるかもしれないと殺処分を待ってもらっていました。
いざセンターで対面してみると、満開の笑顔でちぎれんばかりに尻尾を振って近寄ってくる、腕の中に納まってしまう小さな男の子・・・。
オスの柴犬の扱いは用心しないといけないと一瞬悩みましたが、こんなにかわいらしい男の子。
殺してくださいとは言えませんでした。
連れ帰ってみると、長年放置された目の傷、ブラシをされたことのない被毛。
この子の人生の苦労に改めて涙が出ました。
オスの柴犬ということで用心したのは最初だけ。
ほかのどんな犬とも決してもめず、室内では必死ににトイレを我慢して、要求吠えもせず、生まれて初めてのシャンプーも我慢我慢。
ただただ、健気な男の子でした。
年齢が高く、収容されたものの処分予定とされていた犬でした。
当初、センター側のミスでメスと掲示されての収容で、メスの小さくて穏やかな柴犬なら、なんとかなるかもしれないと殺処分を待ってもらっていました。
いざセンターで対面してみると、満開の笑顔でちぎれんばかりに尻尾を振って近寄ってくる、腕の中に納まってしまう小さな男の子・・・。
オスの柴犬の扱いは用心しないといけないと一瞬悩みましたが、こんなにかわいらしい男の子。
殺してくださいとは言えませんでした。
連れ帰ってみると、長年放置された目の傷、ブラシをされたことのない被毛。
この子の人生の苦労に改めて涙が出ました。
オスの柴犬ということで用心したのは最初だけ。
ほかのどんな犬とも決してもめず、室内では必死ににトイレを我慢して、要求吠えもせず、生まれて初めてのシャンプーも我慢我慢。
ただただ、健気な男の子でした。