保護犬No
15259GM160410
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
ポインター
性別
♂
体重
22kg
年齢
推定8才以上
医療
- 未去勢(心臓が悪いため手術できず)
- 混合ワクチン接種
- フィラリア抗原抗体検査(陰性)
- 検便
- 拡張型心筋症(投薬中)
- 外耳炎(ケア中)
ご報告
元々心臓を患いゆったりと生活しておりましたが、突然、激しい嘔吐と血便を発症し、緊急入院しました。
獣医師による懸命な治療が行われるも一週間後に息を引き取りました。
他の犬や猫とももめず、預かり宅では一日フリーで大好きなところを見つけては寝転がっていました。
とにかく超がつくほどの分離不安で、家の中で私の姿が見えなくなると半分パニックで探し回っておりました。
可愛くて可愛くて仕方のない子でした。
昼間、仕事で家を空けると他の犬は各々自分勝手に好きな場所で過ごしているのですが、この子だけは玄関マットの上を占領し私の帰りをじっと待っていてくれました。
帰宅してドアを開けると絶対にそこにその姿がありました。
先は長くないシニアの子だったので、出来る限り楽しい思い出を残そうといろいろなところにお出かけをし、沢山の人に可愛がってもらいました。
入院後、次のお休みまで会いに行けず、やっとの思いで休みの日に会いに行くと、骨と皮程に痩せて横たわる姿が。
どんな時でもめいっぱい尻尾を振る子でしたが、もう尻尾を振る気力もなく、意識も朦朧とし、瞳孔が開き、私の存在に気付いているのかいないのか。
寄り添って抱きしめて、しばらく一緒に過ごした後、後ろ髪ひかれつつ帰ろうと私が立ち上がると、最後の気力を振り絞ったのかもうそんな力はどこにも残ってはいないはずなのに一瞬立ちあがろうとしました。
あの時、お家に連れて帰っていれば・・・・・・。
今でも強く後悔しています。
その一時間後、亡くなったと病院から連絡が入りました。
私を待っていてくれたのだと思います。
一緒に帰りたかったのだと思います。
最期の瞬間、おいて行かれた絶望に包まれていなかったか、もっと一緒にいてあげればよかった。
この子の人生の最期の一年間、幸せだったと思っていてくれたことを祈ります。
※以下の紹介文は募集当時のものです
獣医師による懸命な治療が行われるも一週間後に息を引き取りました。
他の犬や猫とももめず、預かり宅では一日フリーで大好きなところを見つけては寝転がっていました。
とにかく超がつくほどの分離不安で、家の中で私の姿が見えなくなると半分パニックで探し回っておりました。
可愛くて可愛くて仕方のない子でした。
昼間、仕事で家を空けると他の犬は各々自分勝手に好きな場所で過ごしているのですが、この子だけは玄関マットの上を占領し私の帰りをじっと待っていてくれました。
帰宅してドアを開けると絶対にそこにその姿がありました。
先は長くないシニアの子だったので、出来る限り楽しい思い出を残そうといろいろなところにお出かけをし、沢山の人に可愛がってもらいました。
入院後、次のお休みまで会いに行けず、やっとの思いで休みの日に会いに行くと、骨と皮程に痩せて横たわる姿が。
どんな時でもめいっぱい尻尾を振る子でしたが、もう尻尾を振る気力もなく、意識も朦朧とし、瞳孔が開き、私の存在に気付いているのかいないのか。
寄り添って抱きしめて、しばらく一緒に過ごした後、後ろ髪ひかれつつ帰ろうと私が立ち上がると、最後の気力を振り絞ったのかもうそんな力はどこにも残ってはいないはずなのに一瞬立ちあがろうとしました。
あの時、お家に連れて帰っていれば・・・・・・。
今でも強く後悔しています。
その一時間後、亡くなったと病院から連絡が入りました。
私を待っていてくれたのだと思います。
一緒に帰りたかったのだと思います。
最期の瞬間、おいて行かれた絶望に包まれていなかったか、もっと一緒にいてあげればよかった。
この子の人生の最期の一年間、幸せだったと思っていてくれたことを祈ります。
※以下の紹介文は募集当時のものです
性格・特徴など
極度にやせ細り、もう立ち上がることができない状況でセンターに収容されていました。
横たわり、目に気力はなく、死を受け入れている表情。
立ち上がることすらできないのに、人間が近づくと尻尾をなりふり構わずダンダンダンダンと床に打ち付け振っておりました。
硬いコンクリートに肉のない尾を打ち付けるものだから、尾の先は傷つき、鮮血がコンクリートの床や壁にべったりと付着しておりました。
強い痛みを感じているはずなのに、立ちあがることすらできないのに、骸骨のような表情で、でも人が近づくと精一杯「嬉しい」を伝えてくれるために尾っぽを力いっぱい床に打ち付ける姿を見て、居ても立ってもいられず引き出しを決意しました。
とにかく太らせないと何もできないので、ゆっくりしっかりとお肉をつけて行きました。
おそらく猟犬として狭い小屋に押し込められていただけの生き方をしてきたのでしょう。
引き出し当初は狭いところが落ち着くらしく引きこもっておりましたが、やっと少しずつ犬らしい表情が。
人間との関わりは希薄な飼われ方をされて来たはずですが稀に見る引っ付き魔。
分離不安。
何処までもついてきます。
なにがなんでも半径2メートル以内に居たい。
あわよくば体のどこかを触れていたい。
執念すら感じます。
体中どんなに触られても無抵抗。
抱っこされても、ひっくり返されても、されるがまま。
先住犬やほかの預かり犬とはもめず、マイペースで接してくれます。
お散歩の引きも皆無。
ご飯も好き嫌いなし。
トイレは散歩の時に。
お留守番の時は、毎回この世の終わりのような表情をしますが割とあっさり諦めるらしく、留守番中は先住犬にくっついて回っているようです。
フリーでほとんど悪戯もありません。
ドライブにも付き合ってくれ、ドッグカフェにも付き合ってくれ、とにかく穏やかに穏やかに、一緒に暮らしてくれる犬です。
心臓の薬は飲み続けなければなりませんし、視力もあまりよくはないですが、彼の残りの犬生をとにかく温かい日々にしてくださるご家族の応募を待っています。
横たわり、目に気力はなく、死を受け入れている表情。
立ち上がることすらできないのに、人間が近づくと尻尾をなりふり構わずダンダンダンダンと床に打ち付け振っておりました。
硬いコンクリートに肉のない尾を打ち付けるものだから、尾の先は傷つき、鮮血がコンクリートの床や壁にべったりと付着しておりました。
強い痛みを感じているはずなのに、立ちあがることすらできないのに、骸骨のような表情で、でも人が近づくと精一杯「嬉しい」を伝えてくれるために尾っぽを力いっぱい床に打ち付ける姿を見て、居ても立ってもいられず引き出しを決意しました。
とにかく太らせないと何もできないので、ゆっくりしっかりとお肉をつけて行きました。
おそらく猟犬として狭い小屋に押し込められていただけの生き方をしてきたのでしょう。
引き出し当初は狭いところが落ち着くらしく引きこもっておりましたが、やっと少しずつ犬らしい表情が。
人間との関わりは希薄な飼われ方をされて来たはずですが稀に見る引っ付き魔。
分離不安。
何処までもついてきます。
なにがなんでも半径2メートル以内に居たい。
あわよくば体のどこかを触れていたい。
執念すら感じます。
体中どんなに触られても無抵抗。
抱っこされても、ひっくり返されても、されるがまま。
先住犬やほかの預かり犬とはもめず、マイペースで接してくれます。
お散歩の引きも皆無。
ご飯も好き嫌いなし。
トイレは散歩の時に。
お留守番の時は、毎回この世の終わりのような表情をしますが割とあっさり諦めるらしく、留守番中は先住犬にくっついて回っているようです。
フリーでほとんど悪戯もありません。
ドライブにも付き合ってくれ、ドッグカフェにも付き合ってくれ、とにかく穏やかに穏やかに、一緒に暮らしてくれる犬です。
心臓の薬は飲み続けなければなりませんし、視力もあまりよくはないですが、彼の残りの犬生をとにかく温かい日々にしてくださるご家族の応募を待っています。