保護犬No
17079GM180226
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
ダックスフンド
性別
♂
体重
4.8kg
年齢
推定7才位
医療
- 去勢手術
- 歯石除去
- 混合ワクチン接種
- フィラリア抗原抗体検査(陰性)
- 検便
- 血液検査
- 会陰ヘルニア(手術済)
- 鼠径ヘルニア(手術済)
性格・特徴など
「この犬は処分してあげたほうがいい」と、センター職員に言われた犬でした。
重度の会陰ヘルニアを患っていました。
自力排便はできず、便が滞留し肛門付近が異様な形に盛り上がっていました。
手術で完治する保証はなく、生きているだけで辛い状態ならば、せめて、と前述の言葉を漏らしたセンターの人なりの優しさでした。
団体としても、非常にリスクの高い犬であるためギリギリまで引き出しを迷ったのも事実です。
片目はおそらく先天的に見えておりません。
ダックスフンドでは有名な、やってはいけない「ダップル×ダップル」の交配で生まれた犬だと思われます。
無知で安易な交配をして奇形を生ませる人もいれば、分かっていて「高い値段で売れる珍しい毛色」が欲しいばっかりに、奇形が生まれると分かっていて繁殖を行う繁殖業者も居ると聞きます。
以前も全く同じ場所に捨てられていた全く同じ状況の犬を引き出したことがあります。
おそらく同じ繁殖業者が遺棄したのでしょう。
幸せをつかんだその犬が脳裏によぎり、おそらく血のつながりのあるこの犬の引き出しを決意しました。
しかし急な手術の予約が取れず、手術日までの間、肛門から糞を掻き出す摘便を行う毎日。
本人(犬)も預かり人も辛い日々でした。
手術は一回では終わらず、計三回にも及びました。
小さな体で幾度もの手術を乗り越え、今ではなんと、サプリメントと療法食で自力排便ができるようになりました!
あの辛い日々を考えると奇跡のようです。
ハンデを克服したら、ただの可愛い、手のかからない、素直でひょうきんなダックスフンドでした。
性格の良さはピカイチで、なかなか厄介犬ぞろいの預かり宅の犬たちとも揉めることなく、揉めそうな雰囲気を察したらスッとその場を離れる大人対応ができてしまいます。
とにかく甘えん坊で、人がソファで横になっているとお腹の上に乗ってきて重なって寝るのが大好き。
湿った鼻の先で、人のあごをツンツン触ってきます。
隙あらばベタベタしてきますが、お留守番も難なくこなし、夜の就寝タイムは自分の犬ベッドに自らよじ登り朝までぐっすりです。
トイレシートもしっかりと覚え、もちろんお散歩でも用を足すことができます。
ごはんが待ちきれない時にワンと吠えても、ダックス特有の良く響く甲高い声ではなく、バフッと枕を叩いたような鼻ぺちゃ犬のような響かない声なので、マンションなどの集合住宅での飼育でもご近所さんへの気苦労は普通のダックスよりは少なめでしょう。
この仔の人生の前半は苦労に次ぐ苦労だったので、あとはもうとにかく撫で繰り回して蝶よ花よと可愛がってくださるご家庭に迎えられますように。
重度の会陰ヘルニアを患っていました。
自力排便はできず、便が滞留し肛門付近が異様な形に盛り上がっていました。
手術で完治する保証はなく、生きているだけで辛い状態ならば、せめて、と前述の言葉を漏らしたセンターの人なりの優しさでした。
団体としても、非常にリスクの高い犬であるためギリギリまで引き出しを迷ったのも事実です。
片目はおそらく先天的に見えておりません。
ダックスフンドでは有名な、やってはいけない「ダップル×ダップル」の交配で生まれた犬だと思われます。
無知で安易な交配をして奇形を生ませる人もいれば、分かっていて「高い値段で売れる珍しい毛色」が欲しいばっかりに、奇形が生まれると分かっていて繁殖を行う繁殖業者も居ると聞きます。
以前も全く同じ場所に捨てられていた全く同じ状況の犬を引き出したことがあります。
おそらく同じ繁殖業者が遺棄したのでしょう。
幸せをつかんだその犬が脳裏によぎり、おそらく血のつながりのあるこの犬の引き出しを決意しました。
しかし急な手術の予約が取れず、手術日までの間、肛門から糞を掻き出す摘便を行う毎日。
本人(犬)も預かり人も辛い日々でした。
手術は一回では終わらず、計三回にも及びました。
小さな体で幾度もの手術を乗り越え、今ではなんと、サプリメントと療法食で自力排便ができるようになりました!
あの辛い日々を考えると奇跡のようです。
ハンデを克服したら、ただの可愛い、手のかからない、素直でひょうきんなダックスフンドでした。
性格の良さはピカイチで、なかなか厄介犬ぞろいの預かり宅の犬たちとも揉めることなく、揉めそうな雰囲気を察したらスッとその場を離れる大人対応ができてしまいます。
とにかく甘えん坊で、人がソファで横になっているとお腹の上に乗ってきて重なって寝るのが大好き。
湿った鼻の先で、人のあごをツンツン触ってきます。
隙あらばベタベタしてきますが、お留守番も難なくこなし、夜の就寝タイムは自分の犬ベッドに自らよじ登り朝までぐっすりです。
トイレシートもしっかりと覚え、もちろんお散歩でも用を足すことができます。
ごはんが待ちきれない時にワンと吠えても、ダックス特有の良く響く甲高い声ではなく、バフッと枕を叩いたような鼻ぺちゃ犬のような響かない声なので、マンションなどの集合住宅での飼育でもご近所さんへの気苦労は普通のダックスよりは少なめでしょう。
この仔の人生の前半は苦労に次ぐ苦労だったので、あとはもうとにかく撫で繰り回して蝶よ花よと可愛がってくださるご家庭に迎えられますように。