保護犬No
18012OM180616
預かりさんの知り合いからの依頼
預かりさんの知り合いからの依頼
犬種
シーズー
性別
♂
体重
6kg(ベスト)
年齢
推定11才過ぎ
医療
- 去勢手術
- 歯石除去
- 混合ワクチン接種
- フィラリア抗原抗体検査(陰性)
- 検便
- 血液検査
ご報告
11才過ぎのシーちゃんが、逝きました。
亡くなった友人から引き取ったものの周囲の反対もあり、飼いきれなくなったところを引き取った仔でした。
耳は垢と膿な様な物で入り口まで塞がり、目は角膜潰瘍でグチャグチャでした。
洋服で隠れていた皮膚は真っ黒で、毛根死滅かと思える悲惨な状況でした。
そんな辛い状況でも誰を恨むわけでもない様子で、素直で健気な仔でした。
皮膚はカビと判明し、預かりさんの努力で数ヶ月でとても綺麗な毛が覆い、新しい里親さんを募集できるまでに至りましたが、その直後、脾臓に腫瘍がある事が判明しました。
悪性でしたが、切除すれば予後の問題はあるかもしれないが未だ未だ大丈夫というのが獣医さんの診断でした。
ならばとお願いし、無事退院したのが先月のことでした。
しかし、一ヶ月もしない内に手を煩わせる事もなく、静かに逝ってしまいました。
引き取って半年の出来事でした。
何年あの状態で飼われていたのかは知りませんが、ひたすら忍耐の生活だったのだと思います。
飼い方が分からない飼い主や、興味や愛情が薄れた飼い主の元で飼い殺しにされているワンコは悲惨です。
ただただ、忍耐しかないのですから。
短い間ですが、最後に愛情深い預かりさんの元で暮らせてよかったなと思ってもらえたら幸いです。
※以下の紹介文は生前のものです
亡くなった友人から引き取ったものの周囲の反対もあり、飼いきれなくなったところを引き取った仔でした。
耳は垢と膿な様な物で入り口まで塞がり、目は角膜潰瘍でグチャグチャでした。
洋服で隠れていた皮膚は真っ黒で、毛根死滅かと思える悲惨な状況でした。
そんな辛い状況でも誰を恨むわけでもない様子で、素直で健気な仔でした。
皮膚はカビと判明し、預かりさんの努力で数ヶ月でとても綺麗な毛が覆い、新しい里親さんを募集できるまでに至りましたが、その直後、脾臓に腫瘍がある事が判明しました。
悪性でしたが、切除すれば予後の問題はあるかもしれないが未だ未だ大丈夫というのが獣医さんの診断でした。
ならばとお願いし、無事退院したのが先月のことでした。
しかし、一ヶ月もしない内に手を煩わせる事もなく、静かに逝ってしまいました。
引き取って半年の出来事でした。
何年あの状態で飼われていたのかは知りませんが、ひたすら忍耐の生活だったのだと思います。
飼い方が分からない飼い主や、興味や愛情が薄れた飼い主の元で飼い殺しにされているワンコは悲惨です。
ただただ、忍耐しかないのですから。
短い間ですが、最後に愛情深い預かりさんの元で暮らせてよかったなと思ってもらえたら幸いです。
※以下の紹介文は生前のものです
性格・特徴など
飼い主が死亡し、その友人が保健所に引き渡すのは可哀想と引き取ったそうです。
しかし、周りから手放す様に迫られ、困っていた所を引き取る事になりました。
残念ながら、引き取った際は飼い主がいた犬とは思えない程の状況でした。
目はかさぶたでで覆われて角膜潰瘍に、耳は膿と汚れで塞がれて耳道が見えませんでした。
着用していた洋服は薄汚れてしまっていたので脱がしたところ、毛がありませんでした。見えている所だけに毛が生えていたのです。
その脱毛した皮膚は真っ黒で、あんまりな状態を直視するのが辛い程でした。
「毛は生えてくるのかしら?」「毛根が死に絶えてしまったのかしら」と、不安が先立ちましたが、それでもこの仔は健気にも、尻尾を遠慮がちに振って、見え難い目でこちらを見上げて来ました。
この状況で何年生きていたのかと思うと、「絶対可愛いシーズーにして良い里親さんを見つけてあげるぞー!」と思った次第です。
幸い、上手にマメにケアして下さる預かりさんがいたのでお願いした所、予想以上の速さで目も耳も、更には被毛も回復しました。
悲惨だった目はクリクリとし、綺麗に揃った被毛は艶やかで、ハンサムくんに大変身しました。
預かりさんに感謝すると共に、忍耐忍耐で今日まで頑張って来たこの仔には、「お疲れ様、頑張ったね。絶対幸せになろうね」と何度でも言ってあげたいです。
しかし、周りから手放す様に迫られ、困っていた所を引き取る事になりました。
残念ながら、引き取った際は飼い主がいた犬とは思えない程の状況でした。
目はかさぶたでで覆われて角膜潰瘍に、耳は膿と汚れで塞がれて耳道が見えませんでした。
着用していた洋服は薄汚れてしまっていたので脱がしたところ、毛がありませんでした。見えている所だけに毛が生えていたのです。
その脱毛した皮膚は真っ黒で、あんまりな状態を直視するのが辛い程でした。
「毛は生えてくるのかしら?」「毛根が死に絶えてしまったのかしら」と、不安が先立ちましたが、それでもこの仔は健気にも、尻尾を遠慮がちに振って、見え難い目でこちらを見上げて来ました。
この状況で何年生きていたのかと思うと、「絶対可愛いシーズーにして良い里親さんを見つけてあげるぞー!」と思った次第です。
幸い、上手にマメにケアして下さる預かりさんがいたのでお願いした所、予想以上の速さで目も耳も、更には被毛も回復しました。
悲惨だった目はクリクリとし、綺麗に揃った被毛は艶やかで、ハンサムくんに大変身しました。
預かりさんに感謝すると共に、忍耐忍耐で今日まで頑張って来たこの仔には、「お疲れ様、頑張ったね。絶対幸せになろうね」と何度でも言ってあげたいです。