-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

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保護センターからの引き出し

ダルメシアン

♂

25kg程度（太め)

推定6才位

• 去勢手術（予定）
• 歯石除去（予定）
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陰性）
• 検便
• 血液検査

飼い主の病気が理由でセンターに持ち込まれました。

センターの職員が飼い主に聞いた話だと、家の裏庭のような狭い一角に放されて飼育していたとのこと。

不自然に太った体型と伸びすぎて歩行困難なほどの爪、脂っぽい被毛、おびえた表情。

おおよそ大切には飼われていなかったのでしょう。

センターに収容された際は環境の変化に怯え、心を閉ざし、普通の家庭犬として引き出すのは難しいかと、センターの方も苦い顔をしておりました。

難しい犬種なだけに多少迷いはありましたが、ダルメシアンを代々飼っている預かりが腹をくくり、ええいままよと引き出してきました。

性格のいいダルメシアンはディズニー映画だけの話と、ダルメシアンを飼育してきたからこそ思っておりましたが、拍子抜けも拍子抜け。

本当にダルメシアンですか?!

と、あまりの穏やかさに最初はそれすらも疑って接しておりましたが、化けの皮が剥がれることもなく、何処まで行ってもただの穏やかなダルメシアンでした。

家でフリーにしていても悪さをするわけでもなく日向でだらしなく寝転がっており、お散歩に行こうものなら、引っ張り皆無の穏やかな歩行。

トイレは外派でしっかりとわきまえていて、猫や小型犬には多少挨拶に行こうとしますが攻撃性はありません。

もしかしたら元飼い主から蹴られるようなことがあったのかもしれません。

足の動きに過剰反応する場面もあります。

彼のこれまでの生活を思うと胸が痛いです。

真ん丸なお目目が非常に女の子顔です。

巨体のくせに猫のように摺り寄ってくる非常に甘えん坊。

預かり宅での生活に慣れると、ストーカー犬のように家中についてきます。

良質なフードと、しっかりとした運動で体重管理を引き続き行ってくれる方。

本人も自分のサイズを自覚せず巨体で飛びついてくるので、安全のために小さいお子さんや小型犬・猫のいないご家庭に。

去勢手術後のお渡しとなります。