保護犬No
19100GF191128
保護センターから引き出し
保護センターから引き出し
犬種
MIX
性別
♀
体重
6.2kg(適正12kg)
年齢
推定8才程度
医療
- フィラリア抗原抗体検査(陽性/重度)
- 乳腺腫瘍(重度)
ご報告
カノンちゃんが11/27に亡くなりました。
前日に癲癇のような発作を起こし、そこから苦しい波が何度も押し寄せて、最後は徐々に呼吸が弱くなり、この世を去りました。
温かい部屋で、毛布とクッションでふかふかでにして、電気カイロで温めてあげていました。
部屋には私もいて、他の犬たちもいました。
ただ、最期を苦しませてしまった。
回復の見込みのない苦しみだけの状態になったら安楽死、と漠然と決めていましたが決断が鈍かった。
2週間前に殺処分されていたはずの犬を引き出し、結局苦しませて逝かせてしまった。
この行為に意味はあったのか。
この2週間に意味はあったのか。
自問してしまいますが、カノンちゃんがおいしそうにウェットフードを平らげていた姿を見れたこと。
愛されて逝けたことが救いと信じたいです。
飼い主がもう少し早く彼女を手放してくれていたら・・・。
もっと早くに出会えていたら・・・。
悔やんでも悔やみきれない気持ちです。
※以下の紹介文は生前のものです
前日に癲癇のような発作を起こし、そこから苦しい波が何度も押し寄せて、最後は徐々に呼吸が弱くなり、この世を去りました。
温かい部屋で、毛布とクッションでふかふかでにして、電気カイロで温めてあげていました。
部屋には私もいて、他の犬たちもいました。
ただ、最期を苦しませてしまった。
回復の見込みのない苦しみだけの状態になったら安楽死、と漠然と決めていましたが決断が鈍かった。
2週間前に殺処分されていたはずの犬を引き出し、結局苦しませて逝かせてしまった。
この行為に意味はあったのか。
この2週間に意味はあったのか。
自問してしまいますが、カノンちゃんがおいしそうにウェットフードを平らげていた姿を見れたこと。
愛されて逝けたことが救いと信じたいです。
飼い主がもう少し早く彼女を手放してくれていたら・・・。
もっと早くに出会えていたら・・・。
悔やんでも悔やみきれない気持ちです。
※以下の紹介文は生前のものです
性格・特徴など
自力で立てないぐらいの飢餓状態のこの女の子は骨格的には12kg以上が適正体重でしょう。
測ったら6.2kgしかありませんでした。
職員さんが見ない方が良いと言ったお腹の腫瘍は、これを果たして腫瘍と言うのか、自壊した乳腺腫瘍は、ぱっと見た時、腹を裂かれて内臓が飛び出しているのかと思った程でした。
人間に特に期待もしていない様子の彼女は、病気で死ぬ日か、飢餓で死ぬ日かを待つだけの日々を送っていたのだと思います。
そして遺棄され捕獲され、保管期間を生き延びられるかもわからない状況の中、殺処分を檻の中で待っているのでした。
骨と皮になり、お腹はぐしゃぐしゃで、自壊した巨大な腫瘍は悪臭を放っておりました。
収容犬チェックに行ったスタッフ二人、絶句して帰宅したものの、あの目が、あの表情が脳裏に焼き付き離れませんでした。
事実、ほかにも収容犬はいました。
彼女よりも状態の良い犬たちでした。
我々は、その犬たちをみすみす処分させ、未来のない彼女の引き出しを決意しました。
今回の引き出しは譲渡を目的にはしない。出来ない。
心地よい余生を・・・なんてキレイ事を言える時間はもう残っていない。
ただ、このまま冷たい檻の中で最期を迎えさせたくなかった。
緊急で引き出し、動物病院に運びました。
普段表情の変わらない獣医師の先生も、この仔のお腹を見た時、顔をしかめて絶句。
腫瘍を取り除かないと回復はない。しかし、太らないと手術ができない。
先生とスタッフ2名で話し合い、我が家で太らせることになりました。
毎日お腹を洗い、毎日包帯を替え、内服薬を飲みながら体重を増やす。
脚に力が入らず、オシッコに屈むことも満足にできない状況。
ただ、ご飯を食べるのが好きなようなので、今まで食べてこなかったような様々なフードを、日々欲しがるだけあげることにしました。
撫でようとするとびくっと一瞬固まるものの、撫で続けると少しづつ緊張がほぐれ、この手は悪くないな、という表情の揺らぎを見せてくれました。
可愛い可憐な女の子です。
彼女のように、愛されず飼殺される犬が1匹でも減るように祈るばかりです。
測ったら6.2kgしかありませんでした。
職員さんが見ない方が良いと言ったお腹の腫瘍は、これを果たして腫瘍と言うのか、自壊した乳腺腫瘍は、ぱっと見た時、腹を裂かれて内臓が飛び出しているのかと思った程でした。
人間に特に期待もしていない様子の彼女は、病気で死ぬ日か、飢餓で死ぬ日かを待つだけの日々を送っていたのだと思います。
そして遺棄され捕獲され、保管期間を生き延びられるかもわからない状況の中、殺処分を檻の中で待っているのでした。
骨と皮になり、お腹はぐしゃぐしゃで、自壊した巨大な腫瘍は悪臭を放っておりました。
収容犬チェックに行ったスタッフ二人、絶句して帰宅したものの、あの目が、あの表情が脳裏に焼き付き離れませんでした。
事実、ほかにも収容犬はいました。
彼女よりも状態の良い犬たちでした。
我々は、その犬たちをみすみす処分させ、未来のない彼女の引き出しを決意しました。
今回の引き出しは譲渡を目的にはしない。出来ない。
心地よい余生を・・・なんてキレイ事を言える時間はもう残っていない。
ただ、このまま冷たい檻の中で最期を迎えさせたくなかった。
緊急で引き出し、動物病院に運びました。
普段表情の変わらない獣医師の先生も、この仔のお腹を見た時、顔をしかめて絶句。
腫瘍を取り除かないと回復はない。しかし、太らないと手術ができない。
先生とスタッフ2名で話し合い、我が家で太らせることになりました。
毎日お腹を洗い、毎日包帯を替え、内服薬を飲みながら体重を増やす。
脚に力が入らず、オシッコに屈むことも満足にできない状況。
ただ、ご飯を食べるのが好きなようなので、今まで食べてこなかったような様々なフードを、日々欲しがるだけあげることにしました。
撫でようとするとびくっと一瞬固まるものの、撫で続けると少しづつ緊張がほぐれ、この手は悪くないな、という表情の揺らぎを見せてくれました。
可愛い可憐な女の子です。
彼女のように、愛されず飼殺される犬が1匹でも減るように祈るばかりです。