-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

20005GM200624
保護センターより引き出し

パピヨン

♂

2.8kg

推定10才程度

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陽性/投薬中）
• 検便
• 血液検査
• 会陰ヘルニア手術済み

吹けば飛んでしまいそうな、小さなボロボロのパピヨンがセンターの檻の中で暗い目をして処分の日を待っていました。

こんなに小さく可愛いのに、最終日まで飼い主のお迎えはありませんでした。

小さい体をこれでもかと小さくし、檻の隅に固まる姿はいろいろを諦めてしまったかのような姿に見え、処分はあまりに忍びなく引き出してきました。

ケージを開けると「迎えに来たのね！？」と大喜びで腕の中に飛び込んで来ました。

そのあまりの変わりように驚きましたが、本来はとても明るい子なのかもしれません。

オスなので最初の1日目こそケージの中でマーキングをしましたが、それ以降はそこが自分のお家だと理解したのか、トイレはどんな事があっても我慢。

お散歩まで絶対に我慢。

とってもきれい好きな子でした。

なんとお手・おすわり・フセまで理解し、おいでと両手を広げると抱っこされるべく腕の中にぴょん！

決して愛されてこなかったわけではなさそうです。

でも、ならばなぜ、10年寄り添った愛犬をセンターに迎えに来なかったのか。胸が痛いです。

お散歩は大好きでビュンビュン走ります。

体中でお散歩スキスキを表現するのでこちらまでお散歩の時間が楽しみになってしまいます。

他の犬ともとっても上手に付き合え、大きいのや小さいのがワラワラときてもスルーができるスキルを持っています。

先住犬次第では多頭飼いでもうまくやってくれそうです。

会陰ヘルニアがあってうんちが出づらかったのですが、去勢手術の際に一緒に手術をしてその問題もクリアになっています。

顔周りを触るのが嫌なのと、嫌なことは嫌、とはっきりとしています。

トリミングはトリマーさんにお任せしてしまったほうが良いと思います。

小さい小さい子なので場所は取りません。

前に前に主張してくるような子でもありません。

ただ、気難しいところもまとめて愛してくださる包容力のある飼い主さんを募集しています。