-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

20007OF200711
個人放棄

プードル

♀

5kg（やや太め)

推定3-4才

• 避妊手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陰性）
• 検便
• 血液検査

うるうるぱっちりお目々の愛らしい美少女です。

ブリーダーの廃用犬を次から次へと貰い受けて飼っていた夫婦の夫が急死したため、「いらない」と飼育放棄された5頭のうちの1頭です。

「保健所に持ち込みたいけど持ち込み料の1頭3000円が払えないからそのへんに遺棄するしかない」という相談を受けた近所の方からのSOSでなんとかつながった命。

狭い平屋に夫婦と犬5匹で暮らしておりましたが当然犬たちの散歩などはするはずもなく、近所の人も相談を受けるまでまさか5頭も犬がいたとは思わなかったそうです。

全頭声帯を切られていたので、かすれ声しか出なかったのも理由だと思われます。

様々な気持ちが交錯しますが、今はこの子をとにかく幸せな未来に繋げることのみ。

適正飼養はされていなかったのでしょう。

どの犬もブクブクと太り、ドッグフードは食べ物という認識がありませんでした。

骨細の犬種ですから肥満が与える関節への影響は大きく、まずは減量用の療法食での体重管理からスタートしました。

きれいなレッドの被毛でしたが無残に毛玉おばけ。

目も覆われ表情もわからず、劣悪なブリーダーからの保護犬を思い出させる風貌。

ブラッシングやカットなど数えるほどしかやられてこなかったと思われますが、台の上で見事に固まり、ちまちまとしたトリミングもじっと耐えてくれました。

顔周りの毛を切られてスッキリすると、チャームポイントのくりくりお目々が出現。

一気に美少女へと変貌を遂げました。

人と暮らしていたと思えないほど人間不信で、最初の一週間はケージから全く出てこようとしませんでした。

徐々に環境になれると、ご飯の前に大騒ぎしたり手からおやつを食べたりと少しづつ心を開いて来てくれているのがわかります。

今ではリビングの人の足元でゴロンと横になるまでになりました。

他の犬との付き合い方も非常に上手な上、犬がいたほうがリラックスするようです。

一緒に保護された年上のプードルにはべったり。

年上のプードルもまんざらでは無いようで甲斐甲斐しく世話を焼いています。

トイレの認識はあり、できる限りトイレシートで用を足してくれます。

人馴れの過程も楽しんでくださる広い心のご家庭からのご応募をお待ちしております。