-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

20010OM201008
飼い主死亡

ダックスフンド

♂

５kg

推定7-8才

• 去勢手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陰性）
• 検便
• 血液検査

飼い主急死で取り残されていた子だそうです。

その上、一緒に飼育されていた相棒犬も亡くなっていたそうで、引き取った際は心なしか「心ここにあらず」という印象を受けました。

引き取る親戚も見つからなかったそうです。

迎えに行った時は拒否反応を示しリード装着も嫌がっていましたが、衝撃的な状況を体験し、知らない人に連れていかれようとしているのだから、その心中は察するに余りあるものがありました。

連れ帰った後、暫くしたら落ち着きましたが、耳をそばだてて緊張している様子はまだまだ伺えます。

物音には過敏に反応しています。

一日も早く、そんなに頑張らなくても良いんだと分からせてあげたいと思っております。

以下は、預かりさん宅での様子です。

我が家に来た当初はあまりケアされている様子もなく、毛はバサバサで、数本しか残っていない歯もひどい歯槽膿漏で斜めに倒れ、口の外にはみ出しているような状態でした。

ところがトリミングに連れて行き、病院で傷んだ歯を抜いてもらったところすっかり生まれ変わりました。

ツヤのある毛並み、バランスのよい整ったお顔、変貌ぶりにびっくりです。

性格は穏やかで先住犬とも我関せずマイペースです。

音の出るおもちゃが大好きで、飽きることなくずっとひとり遊びをしています。

寂しがりで甘えん坊なところがあり、撫でてほしいとおねだりをします。

外の音には無関心ですが、家の中の聞きなれない不審な音には過敏に反応をします。

かなり大きい声で警戒吠えをし、男の人を警戒しているようなそぶりも見られます。

トイレはしっかりとしつけられており、決められた場所ですることができます。

散歩はのんびりゆっくり歩き、走り出すようなことはありません。

ケージや仕切りからは積極的に抜け出そうとしますので、ある程度フリーな環境での飼育をお勧めします。

歯は一本もありませんが、白内障はほとんど見られません。

食欲もあり、ご飯もしっかり食べています。

安心して穏やかに過ごすことのできる、温かいご家庭からのご応募をお待ちしております。