-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

20013OM201209
飼い主死亡

チワワ

♂

6kg

推定9才程度

• 去勢手術
• フィラリア抗原抗体検査（陰性）
• 検便
• 血液検査

飼い主が亡くなり、一緒に暮らしていた猫と犬は空き家にそのまま取り残されてしまいました。

猫の保護団体に近所の方から連絡が入り、事態が発覚しました。

親戚とも没交渉だったようで、引き取る方は現れず、ご近所の方が面倒を見ていたようです。

保護した当初は犬用のドライも缶詰も無反応で肥満体でしたので、人間のご飯をもらっていたのかもしれません。

空咳もしておりましたが、検査結果は何処も異常はないとの事で一安心しました。

そもそも首に負担が大きい重量のある太い革製の首輪が、太った事で更に首を絞め、喉を痛めているのだろうとの結論に至りました。

悪かった肝臓の数値も正常値になり、この度、晴れて里親さんを募集する事になりました。

シニアの男性と仔犬の時から暮らしていたにもかかわらず、我が家の男性陣には遠慮勝ちに距離を置き、女性の私のそばから離れませんでした。

無表情で無愛想な様子もみられますが、もしかしたら殺伐とした環境に長年いたからかもしれないと、思い至りました。

以下は預かりさん宅での様子です。

我が家にきた当初の好き嫌いも収まり、毛ぶきも良くなり、見た目も更に可愛くなりました。

空咳もハーネスに替えた事で全くしなくなりました。長年、首を絞められていたのかと思うと胸が痛みます。

お散歩は人と一緒にゆったりお散歩するのが好きなようで、排便排尿もさっと済ませ、出会う犬との挨拶も軽めです。

猫とも仲良くできます。

撫でて〜と寄り添ってきたり、ヘソ天での寝姿は、安心しきっている様子が伺え、こちらも一緒に添い寝したくなってしまいます。