保護犬No
20020GF200624
保護センターより引き出し
保護センターより引き出し
犬種
ダックスフンドMIX
性別
♀
体重
6kg
年齢
推定6-7才
医療
- 避妊手術
- 歯石除去
- 混合ワクチン接種
- フィラリア抗原抗体検査(陰性)
- 検便
- 血液検査
- 乳腺腫瘍(良性)
性格・特徴など
黒光するボディとダックスらしからぬ、耳と足の長さの珍しい外見のキュートなお嬢さんです。
おそらくダックスフントとジャックラッセルテリアあたりのミックスと思われます。
母犬らしきダックスフントとともに遺棄されていたところを保健所に収容されました。
収容時はパニックになっていたのでしょう。
母犬とともにけたたましく鳴き叫び、センターとの職員さんとも会話にならない状況。
檻越しに手を差し伸べても檻の奥に暗い目をして逃げてしまう。
2頭とも、人への憎悪と敵意と恐怖がこのけたたましい吠えに現れていたと、彼女たちを観察した誰しもがそう感じました。
センターの職員もこの犬たちは厳しいと一般への譲渡を諦め積極的には触らず、複数の団体も見に来ましたが厳しいと難色を示し、私も見に行ったとき、これは・・・これは厳しい・・・と、正直諦めそうになりました。
周りで悲痛な叫び声を上げる知らない犬たちのいるよくわからない場所につれてこられ、冷たいケージの中で絶望しかなく、そんな状況の場所で本来の犬の性格を見極めることがどれだけ難しいか。
すでにセンターに収容されて2週間は経過した状態で、職員の方々も危険と判断して触ることすらできなかった彼女たちですが、万が一、万が一なにか希望が持てないものかと首にひもを引っ掛け、引きずり出すようにケージから出し、噛まれるのを覚悟で触ったところ、緊張でこわばり逃げ惑いながらもなんとか触ることができました。
母犬の方も同様に触りましたが、表情は変わらず。
最悪、物凄く噛み、吠えまくり、手もつけられない犬だった場合、自分で看取るまで世話をする覚悟をした時に、私のキャパは1頭だけ。
断腸の思いで母犬を諦め、彼女だけを引き出すことにしました。
そんな清水の舞台から飛び降りた気分の引き出しにも関わらず、なんと家についた途端に、本当に、嘘のように、ベタベタ甘えん坊の、抱っこ大好きの、しっぽフリフリの、吠え声の一つも上げない、超絶かわいいだけの犬に豹変しました。
本当に手のかからない、お散歩も楽ちんな、まれに見ぬ可愛い犬。
椅子に座るととにかくお膝に乗りたいとせがんできて、膝に乗せるとそのまま丸まって安心しきったようにウトウト。
ソファーで横になると、待ってましたとばかりに人の上によじ登ってきでベッタリと添い寝。
かと言って、分離不安の要素もなく、ケージはいるよーというと素直に「はーい」とケージに飛び込み、「お留守番ですねーいってらっしゃ?い」とケージ内のベットで丸くなっております。
先住の犬達ともあっという間に馴染み、もう10年一緒にいますよとばかりの関係性に。
避妊手術で滞在した病院では、数泊の入院中はアイドルのように過ごさせてもらい、バックヤードでフリーにされ我が物顔で寛いでいたようです。
こんなまれに見るいい子の母犬を、救えなかった後悔が、日を追うごとに降り積もります。
きっと、彼女と同じぐらい、とっても可愛くお利口さんのダックスフントだったのでしょう。
あの場所でそれが見極められなかった自分の力の無さがただただ悔やまれます。
ですので彼女には母犬の分まで、幸せになってもらいたいです。
おそらくダックスフントとジャックラッセルテリアあたりのミックスと思われます。
母犬らしきダックスフントとともに遺棄されていたところを保健所に収容されました。
収容時はパニックになっていたのでしょう。
母犬とともにけたたましく鳴き叫び、センターとの職員さんとも会話にならない状況。
檻越しに手を差し伸べても檻の奥に暗い目をして逃げてしまう。
2頭とも、人への憎悪と敵意と恐怖がこのけたたましい吠えに現れていたと、彼女たちを観察した誰しもがそう感じました。
センターの職員もこの犬たちは厳しいと一般への譲渡を諦め積極的には触らず、複数の団体も見に来ましたが厳しいと難色を示し、私も見に行ったとき、これは・・・これは厳しい・・・と、正直諦めそうになりました。
周りで悲痛な叫び声を上げる知らない犬たちのいるよくわからない場所につれてこられ、冷たいケージの中で絶望しかなく、そんな状況の場所で本来の犬の性格を見極めることがどれだけ難しいか。
すでにセンターに収容されて2週間は経過した状態で、職員の方々も危険と判断して触ることすらできなかった彼女たちですが、万が一、万が一なにか希望が持てないものかと首にひもを引っ掛け、引きずり出すようにケージから出し、噛まれるのを覚悟で触ったところ、緊張でこわばり逃げ惑いながらもなんとか触ることができました。
母犬の方も同様に触りましたが、表情は変わらず。
最悪、物凄く噛み、吠えまくり、手もつけられない犬だった場合、自分で看取るまで世話をする覚悟をした時に、私のキャパは1頭だけ。
断腸の思いで母犬を諦め、彼女だけを引き出すことにしました。
そんな清水の舞台から飛び降りた気分の引き出しにも関わらず、なんと家についた途端に、本当に、嘘のように、ベタベタ甘えん坊の、抱っこ大好きの、しっぽフリフリの、吠え声の一つも上げない、超絶かわいいだけの犬に豹変しました。
本当に手のかからない、お散歩も楽ちんな、まれに見ぬ可愛い犬。
椅子に座るととにかくお膝に乗りたいとせがんできて、膝に乗せるとそのまま丸まって安心しきったようにウトウト。
ソファーで横になると、待ってましたとばかりに人の上によじ登ってきでベッタリと添い寝。
かと言って、分離不安の要素もなく、ケージはいるよーというと素直に「はーい」とケージに飛び込み、「お留守番ですねーいってらっしゃ?い」とケージ内のベットで丸くなっております。
先住の犬達ともあっという間に馴染み、もう10年一緒にいますよとばかりの関係性に。
避妊手術で滞在した病院では、数泊の入院中はアイドルのように過ごさせてもらい、バックヤードでフリーにされ我が物顔で寛いでいたようです。
こんなまれに見るいい子の母犬を、救えなかった後悔が、日を追うごとに降り積もります。
きっと、彼女と同じぐらい、とっても可愛くお利口さんのダックスフントだったのでしょう。
あの場所でそれが見極められなかった自分の力の無さがただただ悔やまれます。
ですので彼女には母犬の分まで、幸せになってもらいたいです。