-東京・神奈川で飼い主を失った犬達の保護をし、里親を探すボランティア団体です-

22008OF220525
保護センターより

MIX

♀

9kg強

推定3才弱

• 避妊手術
• 歯石除去
• 混合ワクチン接種
• フィラリア抗原抗体検査（陰性）
• 検便
• 血液検査
• 前嚢下白内障（経過観察中）

人見知り・怖がりが強すぎた子でしたので、長い時間をかけてゆっくりゆっくり、社会経験を積んで来た子です。

未だ未だちょっとした物音にもびっくり仰天しますが、威嚇・唸る・噛む等は一切なく、可哀想な位オドオドしてしまいます。

自分が安心できる場所では普通の明るい元気な女の子です。

推定1才過ぎで保護しましたが、今では家庭内野良だったのが信じられない位の愛嬌のある子に様変わりしました。

以下は、預かりさん宅での様子です。

怖がりだから時間をかけて接して欲しいと言われ、無理せず、強要せず、のんびり対応していたら、早2年が経ちました。

完璧ではありませんが、室内ではすっかり慣れ、無反応だった玩具やボールで遊んだり、はしゃいだりするようになりました。

当初は、私が帰宅してもクレートから出ても来なかった子が、今では喜び勇んでお出迎えしてくれます。

朝は目覚ましが鳴るまではじっと我慢の子です。

目覚ましが鳴ると、ベッドを揺らしたり飛び乗ったりして、「起きてよー」と。なんとも理解のあるありがたいワンコです。

当初のながーい距離感は何処へやら。

今ではピッタリくっついて離れず、「撫でて〜」とお願いに来てひっくり返り、お腹まで見せてくれるようになりました。

友人と2人での散歩の際は何故か後ろをついて歩きます。それも、一生懸命って感じです。なんだか「可愛いー」って、頬擦りしたい気持ちにさせられます。

雷でも工事の騒音でも平気ですが、散歩や抱っこはちょっと緊張するらしく、ビックリすると跳ねるので要注意です。

感度が良いのか地震の際は、揺れる前に不安そうにウロウロするので、可哀想ですが、探知機になって助かっています。

健康面は特に気になる所はありませんが、左目に白い点があります。

特に変化はないので様子見中ですが、前嚢下白内障との診断でした。

視力には問題なく、アトピー持ちの子に多いそうです。

この子も痒がったりしておりましたので、薬用シャンプーの使用、フードはグルテンフリーにしたところ、効果がありました。

この子は慣れない事でも自ら乗り越える力のある子ですので、今後はもっともっと人との生活に慣れてくれると確信しております。